前提としてウォーキングのスキルをベースにテンプレを踏襲しているので、
ハイファンタジーとして無難に楽しめます。
しかし、欠点も踏襲していて、基本的にいろいろ言って手札を制限しますが、
テンプレの突発イベントについては準備ができてなかったの流れです。
主人公もよくある優柔不断だけど、意味わからない一部のところは強固な意志を持っているタイプですね。まさにテンプレ主人公。
良くも悪くも書きやすいのだと思いますが、この流れで最後のテンプレとして
完結できない、または打ち切りエンドとならないことを祈ります。
テンプレを踏襲しても、完結までの流れは難しいのでおもしろい流れを期待しています。
※112話読了
よくあるテンプレ要素がバランス良く展開されている異世界召喚系小説。
ウォーキングという語彙に注目して読み始めたが、全面に押し出されているわけでもない。ウォーキングは異世界を旅する必然性に上手くつなげた感じで、生産職寄りというか、戦闘以外での成長の仕掛けとして利用されているように思う。
個人的には妹(庇護欲)系要素が好みです。
この要素が全面に出過ぎてもダメで、これくらいがいい。
(雑記)
細かい表現で気になったり、わかりにくいところがあるのは確かで書籍にするなら変えて欲しい箇所はある。けど、商流に乗せているわけでもないし。それよりも偶然と必然のバランスの方が大切。闇魔法の登場のタイミングとか。