途中からダレる

歩いても疲れないという発想は良かったと思うのですが、わりと早期から歩く事は単なる他人よりも経験値を稼げる手段に成り下り、歩く事と何ら関係のない、都合の良いスキル群に依存した主人公無双モノになります。途中から歩かずに馬車や転移を使う描写も増え、もはや歩く事で経験値を稼ぐというコンセプトすら無くなるのが残念。
文章も当初と比べて最近は惰性で書かれているように見受けられ、キャラの特徴が延々と話を展開させるようになっています。とはいえ、日々速筆で書き続ける事は驚くべきことと思います。

世界を救わなくても良いから、疲れないで歩けると何ができるか煮詰めたら面白くなりそうと感じながら現行最後まで読ませていだきました。ありがとうございます。

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