♰ 見えず、聞こえず、から始まる新しい切り口の転生物語 ♰

 これは転生という言葉より、リーンカーネーション(輪廻転生)
 もしくは
 巻き戻り――ループと言ったほうがいいのかもしれない。

 目も耳も聞こえない状態から、主人公は目覚める。

 文字をなぞられても、その言語すら分からない。

 とても正気ではいられないような状況ながら、持ち前のポジティブさから
 なんとかまわりの情報を探っていく。

 第三章でやっと光が見えてきたと思った途端に、
 章終盤に事態は非情な暗転をみせる。

 そうしての第四章―――

 神は彼女に何をみせ、何をさせようというのか。
 それは貴方たち読者にも体感して欲しい。