辛かったことに時間とともに向き合っていく主人公の成長が、すっきりとした独白の端々に見えます。器が大きくなっていくとでも言うのでしょうか。人が大きくなる、子供じゃなくなるっていうのはこういうことなのかなと。俺もきっと~からの一言には、まだまだ前を向こうとする主人公の姿があって、成長は死ぬまで続くんだろうな。なんて、そんな気持ちになれました。素敵な作品です!
音楽をやっている人なら、そういう音階である事は分かりますよね。 その音階は半音階が多く入って、物悲しい何か懐かしいメロディーになります。このお話のBGMにピッタリです。 愛の形にも音階同様…続きを読む
同じあらすじで別々の作者さんが物語を書く自主企画「筆致は物語を超えるか」に参加されている作品です。 魅力的な物語が多い中、参加作品の中で強烈なオリジナリティともの凄い吸引力を持っている本作。…続きを読む
あのプロットからこんな作品が書けるんだ! と驚きました。ぐいぐい読まされます。先入観なしで是非! の一作。
主人公とその姉、そして二人の幼馴染の智昭。物語は幼馴染の智昭の死によって動き出します。部分的に記憶を失くしてしまっている姉の謎が、主人公の過去の記憶と現在の体験から明らかになっていきます。何…続きを読む
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