おとぎの店の白雪姫

作者 Kゆちば

30

11人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

親戚の経営するレストランでお世話になることになった、主人公のましろちゃん。
童話のようなかわいいメニューのレストランにて、ましろちゃんやご町内のお得意様の悩みやつらさを解きほぐしていきます。

小学生の女の子が主人公ということもあり、かわいらしい雰囲気がつねに広がっています。
料理の「映え」感は、文字媒体であってもしっかりと感じられ、楽しい気分にさせてくれます。
重い事情をかかえた人がいる中でも、物語は軽快でさわやかでした。
身近にこんなレストランがあれば、ぜひとも行ってみたいです。

★★★ Excellent!!!

WEB小説にしては珍しい児童文学風な作品。優しい語り口で、心が温かくなります。
主人公である『ましろちゃん』の一生懸命さに勇気を貰い、ましろちゃんの叔父『凛悟おじさん』の優しさに癒される……。

そして何より、懐かしい気分に浸れます。
レビュー冒頭にも書きましたが、かつて小学校の図書室で借りた本の雰囲気を持っており、何だかワクワクするのです!
可愛いイラストを付けて図書室に並べて欲しい!子供達にも読んで欲しい!
そう思える作品でした。勿論、皆様も是非!

★★★ Excellent!!!

成長するためには食べることが大事。

大切なのは何を食べるか。

美味しいものを食べると、体と共に心も育つ。

美味しいものを作ろうと願う人は優しい人。
人を喜ばせたいと思っているから。

美味しいものを食べたいと願う人は幸せになろうと願ってる人だから、他人にも優しい。

この物語は、あるお店にやって来た喪失感に襲われた少女が、優しさに包まれた主と料理に包まれて、ゆっくり再生していく話だ。

読んでいて優しい気持ちになれるが、とにかくお腹がすくので、食べる前に読んだほうがいいです。

成長とは何を食べるかという要素も大切だけど、何を読んで何を見るかというのも大きな要素になります。

その点この本はとても食べやすく、また栄養満点の美食です。
できるだけ多くの人に読んで欲しいと願っています。

★★★ Excellent!!!

一言で表すならば、恐ろしいほどに飯テロだった。


それ以外においてこの作品の素晴らしい点は、大きく分けると二つある。

一、文章の正確さ、読みやすさ
 誤字脱字を完全になくすことは難しい。
 はずなのに、この作品で今のところそういったものを見かけた記憶がない。
 作者自身よく校正して世に出しているのだと思う。
 この時点で、他作品から頭一つ抜きん出ている作品と評価してよいと思っている。

二、主人公と周囲の人物とのかけあいの温かさ
 主人公のましろは、不遇な環境におかれている少女だ。
 最初のうちは一人悶々と思案していることが多いが、周辺人物とのやり取りなどを経て、次第に明るくなっていく。
 詳しくはネタバレになるので避けるが、私は今のところ、この作品の中で苦手な人物は一人もいない。


最後に念押ししておく。


空 腹 状 態 で は 読 ま な い よ う に し ま し ょ う



※ 最新話まで読まずのレビューなので、
  先を読んでいって印象が変わったらまた編集します。
 楽しく読ませていただいております。ありがとうございます!

★★ Very Good!!

まだ前半ですが……。母親を亡くした主人公が、新天地のレストランで働きながら人々と交流して成長していくストーリー。

少女らしい率直な文章、テンポのいい会話、ドタバタの展開が魅力的です。メニューの名前におとぎ話の題名が含まれていたりと、大人子ども問わず、読者の想像力を刺激してくれるのもGOOD!

主人公以外のキャラクターも個性的であり、児童書レーベル・角川つばさ文庫に近い良さがあります。WEB界隈では珍しいテイストの作品なので、1人でも多くの読者の目に留まってほしいです。

個人的には第13話、第14話が好きです。

★★★ Excellent!!!

主人公が可愛くて頑張り屋さんでとても応援したくなります。そういう気持ちになれるのは、心情描写がうまいからだと思います。複雑な事情をもつ女の子が主人公なのですが、その子の前向きな気持ちや悩む気持ちがとてもよくこちらに伝わります。
素敵なおじさまやその他のキャラクターがとにかくみな魅力的で、イキイキとした物語です。
お食事の説明もとても美味しそうで、毎回お腹が空きますよ(笑)
各エピソードでほっこり優しい気持ちになれます。