第5話への応援コメント
経済環境の違いって、気持ちだけでは埋められない、決定的な溝が確かに存在するんですよねえ。むしろ気持ちがあるからこそ溝が深まったり。……うっ(なにか思いだしたらしい。笑)
明子も智昭も、どちらが悪いということではないだけに、やるせないですね。
この先二十年、三十年後に、それぞれがこの恋を『いい思い出』といえるような人生を歩んでほしいなと思います。
シリアスなんだけど読みやすく、心にも残るよい物語でした!
作者からの返信
経済環境の差、ちょっとナーバスな題材に手を出してしまっただろうか……と心配しつつの執筆でしたが、こんなお話になりました。
どっちも悪くないだけに、謝るとかお互いの良くないとこを直すとか、そういうことで修復できなかった二人です。
二人のこの先の人生を、気にかけてくださる方がいて嬉しく思います。
野々さまのお心に残ったのならば、大変光栄です。
読んでいただき、ありがとうございました!
第5話への応援コメント
智昭と明子の別れ、切なかったです(>_<)
明子に比べて恵まれた環境で育った智昭が悪いなんて話ではなく、二人の間にあったズレを修正できなかったわけですね。
大人に近づいたようで、心がまだ未熟な高校生の二人にとっては、このズレは大きいですよ( ω-、)
少し心に余裕ができて、過去を振り返る様子を見て、明子はあのころより大人になったのだなと感じました。
これからの人生、どうか前向きに。そしていつかは、月に行けますように。
作者からの返信
二人の間のズレとままならさのようなものが、表現できていたでしょうか。
別れの原因となるには、弱く感じられてしまうかな?原因としては十分でも、表現が足りなくて伝わらないかな?などと心配もしたのですが、切なさが伝わったのでしたら良かったです。
ラストは少しでも救われてほしかったので、明子なりに成長したんだよという風にしてみました。
明子の先行きを想ってくださって嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
編集済
第5話への応援コメント
こんにちは、えーきちです。
お金がすべてじゃなけれども、世の中のほとんどはお金でなんとかなってしまう現実に、少しだけ切なさを感じました。
とてもいいお話だったと思います。
ただ、これはわたしだけなのでしょうが、明子の心の移り変わりに些か拍子抜けしたところもあります。
最初の明子と智昭は、お互い惹かれつつ絶妙な距離を保っていました。
途中ではお互いの気持ちにかなりの熱量があったと思います。
流れとして、このふたつの間があまりにもあっさりしているなと思いました。
晴れてつき合う事になったという文章だけで片付けてしまうと、少し寂しい気がしました。
あくまでわたしの感想なので気にしないでくださいね。
素敵な物語をありがとうございました。
追記
賛否両論は私の作品もそうだから、何も問題なし!(笑
過程を事細かく書く必要はないですが、やっぱりあの熱量を持つだけの思い(説得力)が欲しいと思いました。
お、おう、つき合ったのか、いつの間に、と思ったので。
作者からの返信
世の中お金っていうのは、やっぱりあんまり言いたくはないのですが。その辺のさじ加減は気を付けて表現したつもりですが、どうだったでしょう。
このお話の内容は、不快になる人が割といる題材かもしれないな……と少し心配もしているので、いいお話と言っていただけると嬉しいです。
後半の別れまで一気に書いて、前半の二人のやり取りの詰めが甘い!と思い戻って、もう一度膨らませたりもしたのですが。
まだちょっと足りないところがありそうですかね。人が人を好きになる過程を描くのは苦手なところがありまして、もう少し頑張っていきたいです。ご意見、感謝します。
素敵な物語と言っていただき、光栄です。
読んでいただき、ありがとうございました!
第5話への応援コメント
改めまして、とてもいいお話でした。
いいのさんにしてはビターなエンディングでしたね。
前半の付き合うまでの二人のやり取りがいい具合に物語を引き立てて、後半別れることになった部分の印象を強くしています。明子は短大に行ったんですね。
ということはこのお話の時点で明子は20歳。まだまだ人生振り返るには早いと思います。その後の明子と智昭、交わることはもうないでしょうけど、それぞれの人生が幸多かれと思ってしまいました。
この時の思い出は30年後、50歳になってからもう一度振り返ってみてもらいたいなあと思いました。
いやあ、今回の企画では青春系のお話がたくさん出ていますが、その中でもトップクラスの切れ味ですね。空気感が素晴らしいです。
作者からの返信
二人が別れることが大前提のあらすじだったので、ストレートなアプローチをする私はどうしてもビターなエンディングになってしまいましたね。
前半のやりとり、うまく描けていたでしょうか?別れまで一気に書いた後「前半が全然盛り上がってない!!」と戻って書き直したりしたので、その甲斐があったでしょうか。
私も結構いい歳なので、20歳ならまだまだ!と思っちゃいますね。若い子のお話なんて今更書けない……なんて思いつつ、彼女たちよりずっと年上になったからこそ、まだ先はあるよと希望の残るラストを書けた気もします。
うわわ、トップクラスの切れ味だなんてお言葉を頂き、本当に光栄です!!
読んでいただき、ありがとうございました!
第5話への応援コメント
最初はラブコメっぽい雰囲気かな、と読んでいたので、現実の無情さといいますか、優しさや思いやりだけでは埋められない溝が出てきたときに、「おおっ」とすごみを感じました(コメントがアホっぽいですけど感動してます)。オレンジ11さんが、誠実な短編と表現されていますが、まさにそんな印象です。
気になったのは()の使い方でした。すこし読みにくいというか、流れが悪くなっているようにかんじました。
一人称での()は使ってはいけないわけではないのですが、うまく機能していないように感じて。あくまで個人的な感覚なので、そういう風に感じた、という程度にうけとってください。他の方は指摘していませんので。
作者からの返信
すごみを感じたなんて、初めて言っていただきました……ものすっごく光栄です!
誠実と言っていただけるの、とても嬉しいです。
確かに今回は()を多用してしまった感じはありますね。一人称はそもそも地の分まで主人公のセリフみたいなものですから、使い方はもっと考えるべきかもしれません。ご指摘、ありがたく思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
こんにちは、えーきちです。
古い町並みのこれまた昔からある喫茶店のイメージがよく出ていると思います。
ひとつだけ、『清潔にしているのだろうけれど、それでも薄汚れてしまっている白い壁や天井』とありますが、イメージとして飲食店で汚れているのはどうなのかな?と思いました。
古びているを表現するのなら『煤けた』もしくは『くすんだ』とかの表現でもいいのかなと思います。
あくまで私の感想なので気にしないでくださいね。
続きを拝読いたします。
作者からの返信
こんにちは。
ご指摘の件、『清潔にしているのだろうけれど』を免罪符にしてしまいました。あくまで経年劣化だから、みたいなつもりで書いたのですが、イメージはよくないですよね……ご指摘ありがとうございました。
第5話への応援コメント
経済的な事情は夢を簡単に打ち砕くからね。
私は学生時代、学費が払えず大学を去って行った人を何人も知っている。
人の心とお金は関係ない、と思いたいけど、そこは結構密接につながっているから、経済格差ってのは社会の分断を生む訳だ。
そんな二人には多分、相当なギャップがあったでしょう。
切ない物語ですな。
でも、喫茶店でコーヒーを飲めるようになった事、それは経済的な余裕であり、意識のギャップが縮まった事でもあると思います。
見えて来た少しの希望が心地よかったです。
作者からの返信
作中で「住む世界が違うなんていう言葉は好きじゃない」と書きましたし、私もその言葉だけで片付けるのはどうかと思うのですが。
ただ、金銭感覚や環境から生まれる差というのを埋めるのは大変だろうというのは、強く感じるので。
まだ高校生の二人には、ちょっと難しかったようです。
特に現実味の強い話を書いた時は、せめて希望が見えないと書いてる私も切なくなってしまうので。希望が心地よいと言っていただいてよかったです。
読んでいただき、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
Fly Me To The Moonはエヴァンゲリオンのエンディングって事で覚えています。
ファーストフード店がなかった時代の高校生は、結構喫茶店に入り浸っていたりします。テーブル筐体のインベーダーゲームがお目当てだったりww
なんか今時の若い子ってこうなのかと、新鮮な気分ですね。
作者からの返信
私も初めて耳にしたのは、エヴァのエンディングだと思います。当時は番組オリジナルの曲だとすら思っていたかも。
古い漫画などを読むと、喫茶店にたむろする学生って結構描かれていたりしますね。校則で禁止されたりして、それくらい高校生にもなじみがあったんでしょうね。
今の若い子は、遊ぶ場所の選択肢が多そうで良いですね。
編集済
第4話への応援コメント
〉智昭は音楽が大好きで。スマホにめいっぱい音楽を入れていて。そのスマホの料金は親に支払ってもらっていて。
〉智昭だって、彼なりに悩んだり、泣くような日だってあるんだろう。
胸が痛い。所詮恵まれた人間は、ずっと楽をして生きていたのに、それに気づいていないことを突きつけられる。
自分は正しく努力してるつもりで、「もっと頑張れよ」なんて言葉を掛けてるんだろうな、私も。
作者からの返信
私自身、結構恵まれた環境で育ってきていると思うので、別の立場からわかったような顔でものを書いて良いのだろうか……とは悩むのですが。
創作の上にしろ、実生活の上でも、できるだけ誠実でありたいとは、思っています。
読んでいたいた上にレビューまで、本当にありがとうございました!
第5話への応援コメント
企画から参りました。
切ないけれど、どこか前向きなものを感じさせる終わり方が良いですね。現実的な感じがよく描けていると思います。
最初のほうで明子が「音楽バカめ」と呼ぶのが気に入ってしまい、レビューでも使ってしまいました。
上手くは言えませんが、青春だなと心から言える作品だったと思います。
明子のこれからが明るいものでありますように。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
現代ドラマ(ジャンルは恋愛ですが……)を書くときは、現実味のさじ加減が難しくて。あんまり生々しいのもしんどいし、かといって妙にドラマチックにしすぎたりしても浮いちゃうし……と悩んでしまうんですよね。なので、現実的な感じがよく描けているとのお言葉、とても嬉しいです。
「音楽バカめ」、気に入っていただけましたでしょうか?レビューでも使っていただいて光栄です。
シリアスな経験も、青春の一ページとして振り返ることができるような雰囲気のお話になっていればいいのですが。
文字数が結構かさんでしまったので、読みやすいと言っていただけてほっとしています。
コメントとお星さま、そしてレビューまで、本当にありがとうございました!
第5話への応援コメント
鮮明に情景が浮かぶようでした。
若い青さがとても上手く表現されていると感じました! 智昭も若くて、明子との「ズレ」をうまく埋められなかったのですねぇ、切ない。「にがい」でも飲めるようになったコーヒーに明子の成長が感じられました。いつかがぶがぶ飲みそうですけどね、明子は。
しっとり、大人な雰囲気がすてきでした!
作者からの返信
情景が浮かぶようなお話、書けていたなら嬉しいです!
まだ高校生な二人ですから、明子は理解してもらうことを早々に諦めてしまいましたし、智昭は戸惑うしかできなかったんですね。
明子はコーヒーを飲むことで踏ん切りをつけたかったのかと。
コーヒーどころかアルコールまでがぶ飲みするような豪傑になったらどうしましょう(笑)。
雰囲気がすてきと言っていただいて光栄です!
読んでいただき、ありがとうございました!
第5話への応援コメント
こんばんは。作品読ませて頂きました。
お題にストレートな素晴らしい物語ですね!
高校生から大人への階段……それが瑞々しい筆致で描かれており、まさに青春! という物語だと思いました。
輝かしいあの頃を思い出さずにはいられない、不思議なノスタルジーを感じる物語。
最後は少しビターなところもいいし、それでも未来を見据える前向きな明子が素敵です。
とても胸にくる、素晴らしい物語でした!
作者からの返信
ストレートなものばかり書く私ですが、素晴らしいと言っていただいて嬉しいです!
同じ高校生でも立場や環境や考え方はそれぞれで、ズレてしまうこともある……というようなことを書きたく。
そういうことを、私自身は大人になる過程で知った感じがあるので、二人もまさしく大人の階段を昇ったのだと思います。
あらすじが過去をどう振りかえるか、というのを問われている気がしたので、ノスタルジーが表現できていたのでしょうか。
やっぱり未来に希望はあってほしいので、ああなりました。
読んでいただき、ありがとうございました!
第5話への応援コメント
明子も智昭も悪くないのが、なんとも切ないですね。
第4話の最後で、熱を失ってくカップの描写が、二人の気持ちに重なっててうまいなって思いました。
前向きなラストが、とても良かったです。
作者からの返信
人がすれ違うのは、嫌悪や憎しみだけでもないだろうなあとも思うので。
この二人はこういう形になってしまいました。
熱を失うカップの描写。コーヒーがキーポイントになってるのに生かせてないなあと思って、書き足したシーンなんです。うまく生かせてかせていたでしょうか。
ラストがとても良いと言っていただき、嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!