100話過ぎても謙虚で目立たない主人公を応援したくなる

追放ものは普通100話を過ぎれば、主人公は最強になりあらゆる困難をその手腕で克服する。と思いますが、
本編主人公は最初の追放された時からあまり立場は変わらず、目立たない所からただ孤高の弓矢のスキルを持ち矢を射るのみ。
純朴かつ誠実かつ謙虚に守るべきヒロインを守り抜く。
思い上がるところが一切なくいつも慎重なので、早く結果が見たい読者は逆にやきもきするかも知れません。
個人的にはこの1歩1歩じわじわと進むストーリーが異世界ながらリアリティが有ってとても好きです。
また各キャラそれぞれの役割や立場がしっかり地に着いており、他の追放ものには無い重厚さも感じます。
ヒロインが主人公にメロメロ、というのもなく、ヒロインが主人公を好きなのかどうかも100話過ぎてもよく分かりませんが、とても厚く信頼されてます。

毎日しっかり更新されてるところも有り難いです。

リアルな仕事でもこのような主人公のような人がたまに居り、力量がそんなに優れてなくとも予定されたものはいつもきっちり進めてくれるのでとても頼りになります。

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