初夏の青空と明るい未来

私はこんな明るい終末世界を見た事がない。

思春期の少女が失ったものは沢山あったに違いない。
それは絶望という言葉では生ぬるい程の、苦悩と困難を彼女に与えたはずだ。

それなのに彼女は決意する。
この世界で力強く生きて行こうと。

それは人類に残された希望。
きっと未来は明るいのだと信じることができる。

そんな清々しい読後感が特徴です。

もう一つ、内容と妙にマッチしているエピソードタイトルは、懐かしのJポップ。
実は、このマッチングが一番の凄技かもしれない。

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