概要
どんなにつらい過去でも、逃げずに向き合え
中学生のときに事故に遭い記憶喪失になった主人公、羽ヶ崎璃央(はがさきりお)。
高校生になった璃央は、双子の姉、羽ヶ崎瑠璃(はがさきるり)と学校生活を過ごしていくうちに、徐々に過去の記憶を取り戻していく。
しかし、取り戻した過去の記憶は、つらいものばかりであった。
果たして、璃央は過去を受け入れ、新たな未来を掴みとることができるのか。
璃央の波乱な学校生活が今、幕を開ける。
○この作品は小説家になろう様でも掲載しています。
高校生になった璃央は、双子の姉、羽ヶ崎瑠璃(はがさきるり)と学校生活を過ごしていくうちに、徐々に過去の記憶を取り戻していく。
しかし、取り戻した過去の記憶は、つらいものばかりであった。
果たして、璃央は過去を受け入れ、新たな未来を掴みとることができるのか。
璃央の波乱な学校生活が今、幕を開ける。
○この作品は小説家になろう様でも掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人は「忘れられるから」救われる。でも、もし「救い」がスタートにきたら?
最初に言っておきます。このお話は「物語としてはいい話」ですが、読んでてちょっと辛くなる面があります。ネタバレというか、私の体験談というか、「人生」は「忘れる事ができる」から「幸せ」に、じゃなく、「どうにか正気」を保って生きていけるという私の人生の結論に照らし合わせると、本当に深いです。
作者は、多分、その結論を充分わかっていて、この物語を書いていると思います。「忘却」は救いとわかっていての「記憶喪失」、つまり、「救い」から物語を始めるのです。
子供が「大人の汚い世界」を知って心が死んでいくように、っと、こんなことをいったらネタバレマウンテンですねw。てことで、この物語の「救い」は、…続きを読む