花に託した思いを知る度、花への愛着が増していきます

苦労して入社できた最初の職場は、誰も彼も忙しさに追われていました。求められることを必死にこなす一年半で、雫の心も体も限界を迎えてしまいます。
引きこもりになってから、久しぶりに外に出てみようと思えたのは満開の桜が見たかったから。そんな雫の行動は、花屋『フルール・デュ・クール』との運命的な出会いを結び付けるのでした。

イケメン店員の優と雅のもとを訪れるのは、年齢も要望も違うお客様達。
花に込めたい思いや贈る相手のことを聞きながら、とっておきの花が選ばれていきます。

素直になれない気持ちを代弁してくれたり、自分の隠れた思いに気づかせてくれたりする花々が、心を温かくしてくれることでしょう。

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