幼い頃の記憶
パリエトン
第1話
5歳くらいのとき昼寝をしていてふと約束を思い出して急いで外にでようとしたら何かにつまづいてコケてドアに頭を強打。
つまづいたと思ってたけど見たら兄貴が足をつかんでいた。俺は兄貴を恨みつつもそのまま寝てしまった。
兄貴が「なんで外にでようとしたのか」ときいてきたから「約束してたから」と答えた俺。「そんなわけない」と兄貴。
事実は夜中にいきなり起き上がって外に出ようとした俺を兄貴が気がついて必死に止める→コケて頭をドアにぶつける→そのまま寝たから足を引っ張って布団に戻した……そうだ。
実家のドアの凹みを見る度にこのことを思い出す。そしてあの時止められてなかったらどうなっていたのか考えると今だに背筋が寒くなる。
幼い頃の記憶 パリエトン @gorgoroneko
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