概要
文字の羅列を目で追っているときだけならば、私は無限に自由なままだった。
【けれど、本の中は違う。その薄っぺらな紙の上で、文字の羅列でしかない「ヒーロー」はいつだって私を「ヒロイン」として救い続けた。本を読んでいるあいだだけならば、私はヒロインとして、ヒーローに助けられることを待っているだけのか弱い生き物でよかったのだ。】
本の中に救いを求める一人の女性が合コン帰りに書店に寄る話です。
(別名義で書いていた小説の再アップです)
本の中に救いを求める一人の女性が合コン帰りに書店に寄る話です。
(別名義で書いていた小説の再アップです)
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