1億円の友情を買ってしまった俺の日記
浅井 洋
第1話 日常
毎日毎日友達がほしいとおもっている。
もう俺も今年で27歳。
友達といえる人がいないままこんな歳になった。
自由な時間はひたすら、、
その時間俺は友達マッチングアプリを使って友達を探している。
この歳になっても友達がほしくて毎日探している。
(えっと、野崎洋介。27歳、、仕事はサラリーマン、、年収、、530万っと、、、。)
おれは書いた内容を一つ一つ確認していく。
嘘をついたら友達はできない。って昔、死んだ親父がいっていたっけ。
だから極力嘘はつかない。
正々堂々戦っていく。
まあ正々堂々戦わないやつらもたまに見つける。
まあこれよんでみなよ。
TOEIC満点で23歳年収1千万円。東大卒。親が医者。
こんな完璧な人生あるかあぁぁ!
こんな人生やってみたかった。
この年齢まで友達がいなかったっていうこともあって経験が少なく、ここ数年は誰ともマッチングできない日々が続いていた。
でもいつか誰かにあえるのだろうと思ってずっとずっとずっとマッチングアプリを使ってきた。
でも無理なものは無理だよなあ。
俺のところには誰も来てくれねえ。
お金を出して友達を作れるって言うサービスがあったらいいなあって思うんだ。
だって数年前に契約結婚した二人のドラマが流行ったじゃん。そんな感じ。
俺は物欲がないということもあって、小学校1年の時からずっとため続けたお小遣いとかお年玉がたくさん残っている。
総額100万弱!
でもこれだけあっても友達は買えない。
神様!せめて僕にともだちを買わせてください‼
家のチャイムがなったのはそのときだった。
1億円の友情を買ってしまった俺の日記 浅井 洋 @qian1116
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