受験に失敗した。落選した。人が何かに挑戦し続ける限り、敗北は必ずやってきます。常に勝ち続ける人生などありません。しかし、負けた時にどう振舞うか…それによって貴方の価値というものは周囲に示されるのかもしれません。不貞腐れるのか、やけ酒に溺れるのか、ゲームに逃避か、あるいは…人生にとって最も大切なことを教えてくれる教訓譚。もし貴方が何らかの理由で打ちのめされているのであれば、是非!もしも悔しさすら感じないというのなら…それは貴方が挑戦なんかしてないって事ですぜ。
その悔しさも、喜びも。多分感情って、振り子のように揺れ動くから味わえるんだろうなと思います。だから止まらないように、自分の意志で動かすことも必要なんだろうな、と。大学受験だけじゃなくても、時折思い出して読みたい作品です。
「失敗した後の振舞い方」こそ大切、人としての矜持を教えてくださる物語です。泣きました。久しぶりに大学への挑戦を思いだしまして、心から感動しました。何かを真剣に努力して失敗したとき、それは大学受験だけではなく、人を大きく成長させもするし、また、残念なことになるかもしれない。「失敗した後の振舞い方」を身に付けたいと心から思います。
もっと見る