情景描写、心情描写、キャラの設定、どれをとっても丁寧に書かれているのでとても読みやすく、物語に引き込まれていきます。紅茶のシーンなど、香りや味が文体から伝わり、本当に自分の目の前に紅茶がサーブされた気分になりました。まだ途中までしか読めていませんが、続きもぜひ読まさせてください。今後の展開を楽しみにしております。
文章一つ一つから、教養の高さと言うか、品の良さが感じられ、読んでる最中に爽やかな気分にさせられた。また、世界観やキャラクターの作り込みが素晴らしく、絡まった糸が解けていくような爽快感がある。こう言う物語にしたい、世界にしたい、キャラクターにしたいそう思いながら書き出したハズなのに、それを続けるのは難しいことだと思います。
平凡ながらも小さな幸せを感じつつ、大学生活を送る里佳。だが、そんな日々の中、大学の講義の途中で意識を失い、突如探偵とその助手の住む洋館で目を覚ます。彼女がこの場所に迷い込んだ意味とは? 探偵は何を探すのか? 謎が謎を呼ぶファンタジーミステリー。平凡(?)な女子大生の里佳、美貌の探偵・索田、苦労人でなんでもできる助手の和登とキャラクターの掛け合いが楽しい。現時点では謎だらけの世界だが、「不思議の国のアリス」や「シャーロック・ホームズ」などの物語との関りが示されていて、今後、どんな展開がされていくのか楽しみ。
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