第2話〜解説
あー、今回のお話はちょっとチープになってしまいました。それでは解説にいきます。
主人公は新しく出来た最寄り駅で、古い蕎麦屋を見つけました。頭の良い方ならすぐにわかったと思いますが、何故最近出来たというのにあの汚くて古い蕎麦屋があったのでしょうか?
そして主人公は同僚や後輩にその店について聞いていますが、誰も知らないと言います。あの駅で降りる人は沢山いるのにも関わらずですよ?
主人公は夜遅く残業をしていましたね、それは周りの人達もそうなのでしょう。
駅のお店は必ず人が目についたりする所、見渡せる所にあるはずです。それについては主人公が「目立つ所」と発言しています。それなのに、何故誰も知らないというのでしょう。
簡単にいうと、あれはもうすぐ死にそうな人にしか現れない店なのですよ。店主の顔がドクロで、店のマークにもドクロがあったのは店主が死神だからです。
最後の晩餐といいますか、主人公に沢山のサービスを施していたのは最後の晩餐になってもいいようにしていたからでしょう。そして主人公は4回もこの店に来ています。
そして蕎麦の海苔の代わりに、パセリがのっていましたね。あ、皆様はパセリの花言葉を知っていますか?「死の前兆」……わー、こわいですね。
4って、不吉な数字ですよね、だって死を表しているんですから。主人公の代わりにホームレスのおじさんが死んだのは不幸中の幸いですが、この後、主人公がどうなったかは誰も知らないらしいですよ。
アナ の次 ご来 お待ち ております。
タ の 店 し
おそばにパセリ 坊主方央 @seka8810
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