もう、こんなに面白いほぼノンフィクションには、なかなか出会えません。
緊迫感が、ハンパないです。
なんでしょう。
授業ですよ。
補修ですよ。
それなのに、この悩ましさ。
男子高校生たちの、清らかで可愛らしいこと!
いえ、処世が判断させたのは分かるのですが、青ざめながら必死に難局を潜り抜けようとする、その涙ぐましい努力!
そして、美しい共助!
この流れが、また読みやすく巧いことドキドキする筆致なんですよ、美味しい!
たぶん、ときどき思い出して笑うと思います。
楽しい時間を、ありがとうございます。
ひとの苦労を笑ってしまって、ごめんなさい。