10歳のころ? パトカー追いかけてました。なんで? さあ?

子どものころ、刑事ドラマにハマり、警察に憧れた亜紀。
なにごとも形からとはいうけれど、彼女の場合、その『形』がまずかった。

テンポよく進む描写が心地良いです。最後の男性との会話も余韻があって面白かったです。
上手いなあと思ったのは、主人公の亜紀が終始、「なんであんなことしたんだろう」と首を傾げながら話していること。子ども時代のエピソードにユーモアが加わったように感じました。

走っていた意味が明らかになることは、おそらく今後もないでしょう。