コロナ禍におけるある雑貨店を舞台にしたショートストーリィ。 何気ない日常の裏には、それを支える人たちがいる。 一人一人の行動、意識は小さいものでも、それが群を成すと、恐ろしいものへと変わることは往々にしてある。 この作品はそんな無自覚が起こした小さな事件。 最後の一言が、きっと胸を貫くはずです。
自分の快適さが、他人の善良さによって成り立っていることへの無自覚、無神経が、じわりとしみこんできます。今の世の中、ありそう。
そうそう、そうなんだよね。頷き共感しながら読み進めて。ラストでひっくり返る。わぁあ……そうか、そうくるか……。現実にありふれているかもしれないところが、なお恐ろしいです。うん。い…続きを読む
のんびりした雰囲気の中、読者の心に刺さるエピソード。
レビューを書いて言うのもなんですが、読まない方が良いです。怖いんで。あと一言だけ。「普通」に怖い。ただ、それだけ。
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