第31話 懐かしい日々と時間への応援コメント
やはり、あやかしの手でいじられているんですね。
それで不可思議なことが起きている、と。
変わらない姿でという表現であれ?と思ったら、爺ちゃんも婆ちゃんも亡くなっていたんですか。
これもあやかしの仕業なんでしょうか。
起きても変わらないでずっとループする、なんて恐ろしい話だったり!?
芦名氏ですか!
伊達氏と佐竹氏の強豪というか、戦国の有名どころに挟まれながら、名君もいたのに運が無かったというか、色々と悲運が重なって、消えていった戦国大名ですよね。
なるほど、その幼くして亡くなった当主が…境内で転落死なんて、怪しすぎますね。
謀殺の可能性というと鍋島の化け猫騒動も似てますね。
あちらは子供ではなく、成人だったから、あからさまに謀殺の匂いがしてくるという。
作者からの返信
そうですね、時間と記憶があやかしにいじられています。
たぶん、あやかしは、単体であるものではなく、土地の因縁が大きな比重を与えていると思います。なので、一度、遭遇するとその土地に因縁がある、すべてのあやかしがかかわってくる可能性があるかもです。
爺ちゃんと婆ちゃんは、タカが学生時代に亡くなっていました。亡くなった理由は土地神様が守ってくれたと思いたいです、ゆきさん説だと怖すぎます(恐)
芦名の他にもたくさんありそうですね。徳川の時代になって武士道がなくなり、謀略が普通になりました。家康が臆病で戦いが下手だったせいで、真正面で雌雄を決する事がなくなった気がします。
第30話 昔話には花が咲くへの応援コメント
え?あの時、丸太から落ちて川で溺れかけた後、助けてもらったけどやはり、この町全体に不思議なことが起こったんですかね。
アヒルを追いかけて、川に落ちたことになっているのも不自然なのにそれを自然に話している同級生。
世にも奇〇な物語みたいで「あれ?」って違和感を感じ、さらなる不思議な世界に魅入られてしまいそうですが。
お酒飲み過ぎでそれどころではなく、翌日の二日酔いに苦しみそうですね。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
タカと千鶴は人形のあやかしにより、時間と記憶をいじられてますので、まわりと事実が違っていたりします。
実はこの物語の舞台になるおやかしの町は、私の故郷で、小説の風景などは、実際に存在します。町には不可思議な場所や言い伝えがたくさんありました。町は戦国時代に伊達家との争い負けて、逃げ込んで、再戦を挑むために、芦名家により作られた城塞都市でした。しかし、三代続いては不幸に見舞われ、芦名家最後の当主は四歳で、お寺の境内に落ちて亡くなっています。事故だと言われてますが、徳川の時代になり、佐竹家が統治することになり芦名は邪魔だったと、町の人は噂していたそうです。
小説の土地神様はその幼くして亡くなった芦名家の当主がモデルです。
第29話 千鶴との思い出話への応援コメント
宮沢賢治はあの時代に多かった結核なのかと思ってました。
貧困による栄養失調があったとはいえ、餓死だったんですか。
そういえば、江戸時代の飢饉では相当な地獄絵図が展開されたようですしね。
東北といえば、荒ぶる神であるアラハバキが君臨していますし。
あれ、そうでしたね。
あの二大宗教は神を偶像化してはいけない、つまり砂漠の神は人が認知出来ない存在ということになりますね。
御子の受胎を告知した大天使ガブリエルはあちらでは預言者に神託を伝えた同一の存在。
宗教的には兄弟というか、双子みたいな関係なんですよね。
そうなるともう神と眷属は高みの見物で人が勝手に曲解して、争い合っているだけとも言えそうです。
あの時起こった不思議な出来事を大人になったタカくんが思い出したのも何かの導きなんでしょうか。
千鶴さんの言い方だと彼女も何かを知っているとしか思えないように見えますね。
子供の頃には見えていた、知っていた何かが再会で再び、動き出したのも運命!?
作者からの返信
こんばんわ!
岩手県は県の中央に山脈があり、海側と山側で二分割されてます、そのせいで夏でも霜が降りたりします、なおかつ100年に一回、巨大地震が起こる場所でもあり、農作物は厳しいです。でも、県民性はすばらしく東北で一番の読書好きで、責任感も強く、知り合いに一人は持ちたいものです(笑)
天使たちもセラフなど呼ばれても、しょせん神様の使いぱっしり、天使の中でも神に会えたのは数人らしいですね。こうなると、ほんと存在自体が謎です。
私もゆきさんも、実は不可思議な体験をしているのかもしれません。完全な想像だけで、あやかしを創るのは難しいかもです。
千鶴は子供のころ、家が商売をしていたので、一人遊びが多かったので、両親が友人として人形を与えました。
最初は大事にしていましたが、タカと仲良くなり、人形とは遊ばなくなりました。そして人形は年月を経て、あやかしとなり、タカに災いを過去にもどって与えたのです。千鶴がもどってくるように。
まあ、あやかしの話なので確かは分かりませんけどw
第28話 待っていたお母さんへの応援コメント
土地神さまも幼くして亡くなった方なんですね。
座敷童などと似ていますね。
好奇心旺盛で基本的に善良だけど気まぐれなところがあるところなども。
世界の神々を見ると気まぐれどころか、苛烈で過酷で激しすぎますしね。
神の性格はその土地の状況が影響するとも言いますし。
砂漠生まれの神は苛烈だとか、なんとか。
タカくんは龍神様に命を助けてもらったようですがこれは神の力による奇跡なんでしょうか。
時間が逆行した?それとも記憶自体に何らかの作用が働いているとか?
助けてもらったタカくんすら、思い出せなくなるなんて、不思議なことが起きてますね。
作者からの返信
東北は昔、寒さと干ばつで、たくさんの人々がなくなりました(あの宮沢賢治の死因が餓死)一年の半分が雪の世界です、そのためにエセ即身仏も作られ、子供の間引き、そして生物的に弱い男の子が死ぬことが多かったです、そんな無念が荒ぶる神となったのかと。
砂漠の神が苛烈なのも、環境がきついからでしょう、でも砂漠の神には疑問があります。かの地の神は人には感知できず、そのその姿も認識できません。よって預言者が教えを広めるのですが、世界の三大宗教が同じ場所で発生しているところをみると、実は同じ神を崇拝している気がします。なのに宗教間の対立はすさまじく、共通の神様はどう思っているでしょうか。そもそもお互いに感知できない者どおし、蟻が人間に頼みごとをしても、何にも起こりそうもないとおもうのですけどね。
ゆきさんは考察が深いですね。普通の人は神が奇跡によって主人公を助けたと読む人がほとんです。でも、本当は記憶を操作された、時間を制御された、生き返された、最後には主人公の熱中症の幻覚ともとれます。でも、もし、子供のころは特別な時間だったなら、奇跡も悪くないと思います!
第26話 刹那の時間を迎えるへの応援コメント
東北の即身仏はそんな怖い話もあったのですか。
そういえば、怖い話が載った本に即身仏の呪いみたいに祟った話があったような記憶があるのですがそういう無理矢理、仏様にされた方だったんですかね。
タカくん、急がば回れです。
焦っていても急いでいても安全策を取らないとって、自分でも危ないと分かっているのに行ってしまいましたか。
まさか、落ちないでしょうと思っていたら、落ちてしまったんですね。
タカくん、絶体絶命のピンチに友達であるあの少年が来てくれるのかな!?
第25話 土地神様への応援コメント
即身仏と聞くと徳の高いお坊様がなられたものだから、聖なる尊いもののはずですよね。
でも、母から聞いたのですが昔、デパートの催し物で即身仏が公開されていたとか。
呪われるというか、罰が当たりそうで怖いですね。
ん?タカくん、まさかお堂の中を見てしまいましたか?
まさか、御神体を見たりなんてしてませんか。
江戸時代に御神体を見た神官が熱病で死んだとか、出雲大社だかの御神体が鮑だか何だかで普通の人間が見たら、非常に危険そうです。
もし、御神体なら、タカくんは選ばれた人なんですかね。
しかし、顎…黒い翼。
龍の逆鱗って、顎でしたっけ?首でしたっけ?まさかですよね。
作者からの返信
こんにちわ!
即身仏、特に東北のものは、本人の意思を無視して、周りが、無理やり仏にしてしまったものが多くあるそうです……怖い
この町は今でもあやかしがいて、それを崇める人たちもいます。タカはその家族だと土地神様から理解されているのでしょう。逆鱗はあごのしたですね。さすがに逆鱗はもらえないと思います(笑)
第24話 思い出す不思議への応援コメント
うわ、タカくん!夕方に行く気ですか。
これは前回に夕方に神社の境内へ赴く~というフラグが。
気を付ければ、万物の声が聞こえるという神であろう少年の言葉。
西洋でもジークフリードが竜の心臓を焼いて舐めた時にその血の力で鳥が喋っているのを理解出来るようになってましたっけ。
あれは何らかの儀礼であって、人は実は万物の声を聞ける素養があったのではないか?と考えると興味深いですね。
要石といえば、江戸時代に水戸光圀公がどこまであるのか、確かめるのか掘ってみたところ、かなり掘り進んだのに底が見えなかったという恐ろしいエピソードのあるアレですね。
要石の話も日本列島が巨大なまずの上にいるという話も割合、本気で信じていた私は純粋なのか、アホの子なのか。
どちらかといえば、アホの子なんだろうと今、自覚してますが。
作者からの返信
ゆきさん、こんにちわ!
夕方の神社っておじさんになった今でも、行きたくないですね。
タカはこの神社に一度行ってしまった事により、因縁をもってしまいました。
神社の主はタカの味方なのかそれとも……
万物の言葉、バベルの塔が破壊されるまでは、世界は統一された言語を使っていたそうなので、本当に大事な事は、まだ伝わるのかもしれませんね。
要石は一度、深夜に行こうとした時、一緒に行動していた人が体調を崩していけなかったです。私も即身仏と金鉱を見に行った時、急に体調がおかしくなりました。
ゆきさんは純粋なんですが、アホの子って可愛い(笑)
第23話 神社で会った童への応援コメント
田舎での言い伝えで思い出したことがあります。
私の育った町もたいがいに田舎なのですが夜になると泣く石なるものがありまして。
夜泣き石だったかな、それが通学路にあるので学校の帰りが遅くて、帰るのが日が暮れる頃になるとその石の前を通るのにビクビクしていた記憶があります。
七不思議とか、幽霊屋敷とかもありましたしね、田舎は興味深いというか、創作意欲が湧く場所かもしれませんね。
謎の少年は天狗というよりも神様に近い感じがしますね。
何だか、風の又三郎みたいなイメージもあります。
普通の少年みたいなのに何となく、纏う雰囲気が違うのですかね。
作者からの返信
ゆきさん、こんにちは!
泣く石、なかなか不可思議ですね。今、住んでる茨城の加島神社に地震を起こす、ナマズを抑えた、要石があります。もともと、日本人は異形で恐ろしいものを、神としてあがめて、祟りを回避してきました。神社がそれにあたります、夕方に境内に入ることは、やめたほうがいいみたいです、何かが封印されているのが神社ですから。この辺が外国人はわからないようで、よく靖国が問題になりますが「怖いから祀っている」荒神にならない為なんですが、日本だけの文化なので理解されないようですね。
さて、謎の少年ですがご指摘のとおり、私の感じる神様を描いています、たぶん、人柱になった子供の姿をしている荒神、人にも害を成す、超自然的な者の雰囲気が出せればいいなあと思っています。
第22話 あやかしの視線への応援コメント
お寺や神社の境内って、こう雰囲気が違うというか、聖域という言葉にふさわしいものがあるんですよね。
子供の頃にそれも夕方に一人で行けと言われても怖い。
そんな場所に一人で赴く主人公は勇者!?
作者からの返信
こんにちわ!
私の生まれはかなりの田舎なので、一人で裏山に入って遊んだ記憶があります。龍が住むといわれる渓谷、午後5時になると急に山の雰囲気が変わっていくのを覚えています。人間はここにいてはいけないような。たぶん主人公も私と同じで、半泣きしながら急ぎ家路についたと事でしょう(笑)
第21話 水筒と刹那の時間への応援コメント
逢魔が時というのもありますよね。
神隠しにあいやすい時間帯でしたっけ。
子供の頃は物知りなお年寄りの話を信じちゃうから…って、本当に凄い時計なんですか!?
作者からの返信
この話は元があって、知り合いのお爺さんが、高校生の時に戦争でお兄さんが戦場に召集されてから、しばらくして夜に玄関の前にお兄さんが立っていたそうです、そしてお爺さんがしていた時計が止まっていた。お兄さんの戦死した時間が、その時だったらしいです。私がまだ小さい頃に聞いたお話です。田舎の大人は幽霊とか馬鹿げている、そういうのですが、おかしなこと、不思議なことは、原因さえあれば、起こってもおかしくないといいます。
第12話 これからもそうして生きていくへの応援コメント
勿体ないお化けが出るぞーという昔の怖いCMを思わせる野菜として出荷される悪夢でしたね。
これは悪いことをした子に効果覿面です。
自分から謝って、いい子になりましたしね!
作者からの返信
こちらにもコメントありがとうございます。
子供ころ言われましたね「もったいないお化け」
私の母方の家が農家だったので、残さず食べることは時々注意されました。
子供だから、ご飯粒残しちゃうですよね、というか、大人になってもよくこぼすし、ご飯粒もくっついたままですがw
第2話 甘酸っぱい幼なじみへの応援コメント
十年振りの幼馴染との再会が切なさと愛しさが混ぜこぜで微笑ましいです。
ここから、二人の関係が進むのかな、進んで欲しいなと思える素敵な回でした。
作者からの返信
こちらもお読みいただき嬉しいです。
幼なじみ、このちょっと甘酸っぱい関係って、くっつくのか離れるのかどっちなんだ!みたいなのっていいなあ、などと若かりし頃を想って書いてたりします(^^)/
第32話 悠久の時で再び出会うへの応援コメント
まずは完結お疲れ様でした。
あぁ、タカくんが溺れたあの時、助けたことにより土地神様は解き放たれていたのですか。
守るべき土地は失われていって、守る必要性がなくなっても縛られていた存在である神様が最後に行使したのが友達を助けることだったんですね。
逆鱗を使った契約とも言うべき誓いは既に失われ、もう守る義理も道理もなくなった土地神様は自由なはずなのに爺ちゃん、婆ちゃんとともに待っていたなんて。
時の流れが色々と作用して、いくつもの並行する世界が云々みたいな感じでタカくんに敵意を持つあやかしから守る為に閉ざされた愛すべき世界。
それがこの田舎ののんびりとした町だったんですね。
敵意を持つあやかしの存在が示唆されながらもその姿がはっきりと出てこなかったのも良かったですね!
あくまで田舎の愛すべき風景と愛すべき人々が描かれた優しい世界で毎回、面白かったです。
作者からの返信
応援ありがとうございました。
ちょっと子供時代が長すぎたかなとか思ってます。
土地神様がそこにある理由は、人々に請われているからで、あるいみ、人に縛り付けられていると思います、ですから人々忘れてしまった場合、あやかしは解き放たれるのでしょう。人の約束の最後が、人の子を助ける事に使われた事は、たしかに主人公に、土地神様が年の近さから、友人と思ってくれたと思います、ただの大人だったどうだったか。
愛すべき時間、これも人々が持っている、今となっては夢のようなものでしょう。主人公に大事な時間を見せてくれたのは土地神様のおまけ!?
相反する敵の物語は、千鶴の物語ですが、あえて書かないでおきました、ホラーになっちゃうのでw