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概要
ささやかな加護で、次の人生を謳歌できるのか?
電車にはねられて、私の人生は終わった。
振り返ると他に何もないからと仕事を惰性で続けていただけで、趣味もなく、彼氏もいたことのなかった私は少々寂しい人生だったと思わざる得ない。
丸い光の玉になった私が会ったのは、大量の紙に埋もれた女神様だった。
次の人生で、ささやかな願いごとはきいてくれるらしい。本当にささやかな、と念押しされたけど。
それならば。
たとえささやかでも、私が願うことは。
男性にもてたい。
と願った。願ってしまった。
振り返ると他に何もないからと仕事を惰性で続けていただけで、趣味もなく、彼氏もいたことのなかった私は少々寂しい人生だったと思わざる得ない。
丸い光の玉になった私が会ったのは、大量の紙に埋もれた女神様だった。
次の人生で、ささやかな願いごとはきいてくれるらしい。本当にささやかな、と念押しされたけど。
それならば。
たとえささやかでも、私が願うことは。
男性にもてたい。
と願った。願ってしまった。
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