日常という平和な世界の中で

大人しい心

（ちゃららららら）

私は、目覚まし時計を止めて起き上がり１階へ行き、顔を洗い歯を磨いて、朝食にパンを焼いてバターを塗りバニラエッセンスを3振りかけて食べた。

まぁいつもの日課というやつだ。たまに朝は、目玉焼きを食べる。

学校のある日、昼ごはんは、と言うと、学校の購買で購入している。

でも、購買は、あまり好ましくない。

理由は、いくつかあるが1番大きいのが、

行列に私が並ぶと、何故か優先される。

何故だろう。成績の問題か。顔のスペックの問題、どうでもいいがあまりに不平等すぎる私は、不平等なことがあまり好きじゃない。だからといってテストをわざと赤点を採る。それも気が引ける。

わざとという行為も好ましくない。

こののような理由で購買を好まないのだ。

同じクラスの雪山と、藤原で、昼休みにジャンケンをして負けた人が購買に並んで買ってくると言うゲームのようなものもする。ちなみに負けた人の奢りだ。これも不平等。そう思う人もいるかもしれないが私は、思わない。

ギャンブルや、駆け引きに関しては、平等だと思う。

別に私は、平等こそを望む…いや、平等だけを好んでいる、そういう訳でもない。

まあそんなことは、さておき、せっかくの夏休みなので家の周りを散歩することにした。

メイクなどは、基本しない。着替えを済ませ

そこそこウキウキした気分で外に出ると雨が降っていた。

モチベーションをなくしたため、散歩を中止して、課題を終わらせる。

課題は、1時間ちょいで終わった。簡単だ。

課題が終わったので、昼ごはんを作りにリビングに行こうとした時。

ふと昨日のベランダの事を思い出した。

中野さんのことである、どうしても気になってベランダから向こうを見てみると、どうやら昨日の無駄に光る箱

ゲーミングパソコンでゲームをしている。

ゲームを全然しないので楽しいのかは、分からないけどすごく真剣な顔をしている。

すごく綺麗で、可愛い。つい独り言を呟いてしまった。

何故かすごく恥ずかしくなった。独り言を言ったからだろうか、あの人を見ているとすごく落ち着く。

前見たく目が合ったら恥ずかしいので、窓とカーテンを閉めることにした。

なんか、私ストーカーみたいだな。

私が見てる限り、雪山と、藤原は、ゲームをしている時すごく笑ったりしながらしているけど。

中野さんは、違う。

中野さんは、ゲームをしている時。

表情を一切変えない。面白くないのだろうか。

いや、面白くなかったらゲームに時間を費やさないだろう。

きっと……

彼女は、

大人しい心の持ち主なのだろう。