日常という平和な世界の中で
艾 瑠璃
オタッキーな彼女。
セミが鳴いている。、鳥が飛んでいる。暑すぎる。これだから、夏は、嫌いだ。。
でも1ついいことがある。それは、夏休み期間中、学校の友達でもない人に話しかけられないことだ。私は、成績優秀だ。色んな人に
(どんな勉強したらそうなるの!?)
毎回言われている。学校の授業普通に受けて普通に課題やってたら、出来るよ。そう言ったが全員(嘘だぁ〜)全員そればっかりだ。私は、本当のことを言っているのに。
私は、勝手に決めつけることが嫌いだ。
例えるとファミレスに友達でもない人と席に案内され、注文する時に、(何食べるのー?)そう聞かれ(私、パスタがいいかな。)そう言っても(嘘だぁ〜)と言われ、
スパゲッティにされる。私からしたらそれが別の形でもそんな様なもの。
少しは、わかって貰えただろうか。つまり私からしたら。分かってもらえる機会がとても少ないのである。
かと言って私に友達がいない訳でもない。ちゃんと2人仲のいい幼なじみがいる。
ちなみに私は今、高校1年生。
高校は、特にハイスペックな人が集まってる高校という訳でもない。
でも、平凡な高校とも言えない。平凡の3個上が天才高校だとしたら、1.5個上くらいなのだろう。その2人の友達も私に劣らないくらいそこそこ頭がいい。ここの高校に来るために必死に勉強してたため中学時代は、ほとんど関わってないが小学生の時は、よく遊んだ。
そして帰り道に友人。
スポーツが苦手な (雪山 美凪)に
(ユキヤマ ミ ナ)
スポーツ万能な(藤原 夜継)
(フジワラ ヨツギ)
と偶然出会った。
家は、近いが帰り道と、行きは、ほとんど合わないので少し驚いた。私は、喋る事を必死に探してとっさに出てしまった言葉は、
(雪山とさ、ふ、藤原って、か、彼氏とか…作ったことあるの?)
そう聞くと雪山と、藤原は、
(彼氏なんていたらこんな高校いねーっつーの!)
雪山も、藤原も私と同じ女なのだが彼氏を作ったことがないらしい。って言うか、作れないのであろう。
私たちが通っている高校は、女子高なのだから。
そして分かれ道で全員別れた。私は、真っ直ぐ行けば自宅だが、雪山は、左。藤原は、右
全員自宅の方向の別れ方が特殊なのである。
そうして無事自宅に着いた。しっかりと手を洗い。うがいもした。風呂に入り。髪を乾かした。私は、髪は、長い方だ。腰あたりまである。髪の色は、紫寄りだ。私位の年代で女性が産まれてくるにあたって遺伝子の問題で髪の色が100%と言っていいほど色々な色に変異して産まれてくる。なので私は、紫寄りだ。
別に周りに髪の色でいじめられる。などの行為を働くやからなんて、いなかった。
髪の色が特殊な人は、友達だと2人しかいないけど。
雪山は、水色だ。とても綺麗で羨ましい。付け足すとしたのなら目の色と、髪と色は、全くおなじの人が多いい。なので雪山の目の色は、水色だ。
藤原は、茶色だ。目の色は、茶色だ。ただ薄い茶色だ。
2人共こんなに綺麗な上勉強も出来て片方は、スポーツも出来て明るい。男子がこの学校にいたら振られまくりパラダイスと化するだろう。
私はと言うと女子校でも1週間に2回は、告られるだろう。確実と言っていいほどに。でもそれで(ドキドキ)もしなければ(キュン!)とも一切しない。恋愛とは、無縁すぎて恋愛しても気づかないだろう。
私は、一人暮らしをしていて、母親は、事故で中一の時に亡くなった。もう別に受け入れてるし今更泣くほど悲しいとかは、無い。
でも、たまに寂しくなる。褒めてもらいたいと思うこともある。でももう居ないという現実をずいぶんと前に強く押し付けられたことがある。それは、私をすごく元気づけてくれる。心のささえというのか。
お金は、離れて暮らすお父さんから仕送りしてもらってる。夕飯のチャーハンに餃子を作って食べた。お母さんのお仏壇にチャーハンのおにぎりを置いて。自分の部屋に行って課題して寝ることにした。
部屋に行って課題を済ませる前に空気の入れ替えをしようと窓を開けると隣の家に電気が着いている、
私と同い年の(中野 咲)さんだ。
(ナカノ サキ)
随分と暗い性格なのだがすごく綺麗だ。真っ黒な髪に紫の綺麗な目だ。とても珍しいタイプの組み合わせだ。目の色と髪の色が別々で産まれてくる確率は、4万分の1の確率らいしい。とても珍しい人がお隣さんなのだ。
ぼーっとしていると彼女は、ベランダにでてきた。やはりとても綺麗だ。
窓からベランダの距離がかなり近いものだから部屋の中が見える。
思わず気になってしまって見てしまった。すると
とても大きい箱のようなものの中が光った謎の物体。キーボードにマウス。モニター。そしてその部屋の角には、本棚に本が沢山。
1番衝撃的だったのが
女の子と男の子のアニメのフィギュアのようなものが沢山あったのだ。
その時私は、少し衝撃を受けたが
冷静に考えて誰にでも好きなことや、趣味は、あるし人それぞれだよね。そう思って課題を終わらてベランダがどうしても気になりもう一度見ると彼女は、私の勉強姿を見ていたようだ窓を空けすぎた。ふと、彼女の瞳を見ると目が合った。何故か今までにないくらい恥ずかしくなった私は、窓とカーテンを閉めて。寝ることにした。彼女一体なぜこちらを覗いていたのか。それを考えていたら、1時間くらい眠れなかった。
眠れなかった私は、
スマートフォンで、あの黒い謎の光っている箱について色々と調べたところ
ゲーム用のゲーミングパソコンというものらしい。私は、思わず(彼女お、オタッキーだなぁ)そう独り言を呟いた。
あんなに無駄に光っていると電気代がかかりそうだな。色々なことを考えていると眠くなってきたので、もう一度布団に入った。
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