異世界

目を開けると、青い空が広がっていた

すごく開放的だ

起き上がって辺りを見渡すと草木が生い茂り見たことのない果物がなっていた

立ち上がろうとすると、なぜここまで開放的な気持ちになったのかわかった

服を何も着ていなかったからだ

これは恥ずかしいぞ、

でも誰もいないし、ひとまず人がいそうなとこに行ってみよう

少し歩いていると、女性の悲鳴が聞こえた

これは、異世界デビュー戦なのでは?

急いで向かうと、山賊みたいな奴らが馬車を取り囲んで、豪華な服を着たお嬢さまっぽい人を護衛の兵士が守っている

とりあえず行ってみよう

『大丈夫ですか?』

キャーーーーー

彼女は赤面して目を逸らした

あ、服着てなかった…

『誰だ、貴様』

『ユーリという者です

襲われていたので助けようと』

 疑いながらも剣をくれた

『おいおい誰だその変態』

山賊たちは大爆笑

あ、スキルとか確認してなかった

ステータスとか言ったら出るかな?

すると、視界の右上にステータスらしきものが出てきた


名前 加藤悠里

年齢 17

スキル 7つの大罪

    アイテムボックス

  

え、ステータスこれだけ?

アイテムボックスは物とか収納できるってことはわかるけど七つの大罪ってなんだ?

使い方がわからんぞ、

そう思っているとステータスが更新された


スキル 7つの大罪

現在使用可能なもの

暴食 ??

色欲 ?? 

強欲 ??

嫉妬 ??

傲慢 ??

憤怒 ??

怠惰 レジーフィールド

   ある一定範囲内の相手を眠らせる


おぉー戦わなくて勝てるじゃん

まさに怠惰


唱えんのかな?恥ずいから唱えるイメージでやってみよ

手を山賊の方に向け、レジーフィールドと心の中で唱えた

すると、1人2人と次々に倒れていく

おぉーースキルすげー


『今何をしたのですか!』

興奮した様子でお姫様が話しかけてきた

『無詠唱でしたよね!高位の魔術師なのです

か!?』

なんか、かわいい

『王女様、得体の知れないものに話しかけてはなり

ません!』

王女だと?

もしかしたら、褒賞とかもらえるかも!?

『この方は私の命の恩人です!

無礼は許しません!』

『私は、マギア王国王女 セリーナ マギアです』

そういうと、馬車の中から毛布を持ってきてくれた

『これでお体をお隠しください』

恥ずかしそうに言った

『私は森の奥深くに住んでいたものでこの世界の常

識というものを知りません、教えてもらえませ

か?』

『わかりました、お礼をお渡ししたいので王城に行

きませんか?その道中にお答えできるものはお答

えいたします』

さまざまな事を教えてくれた

この大陸にはマギア王国のほかに5つの国がある事

お金はなぜか円が使われている事

冒険者組合があり、入ると色々便利な事などなど

『もうすぐ王城ですわ!』

外を見ると、中世ヨーロッパを思わせる立派なお城があった


城に着くと、服を渡されこれを着るよう言われた

そして、息つく間もなく謁見の間に行かされた

『そなたか?我が娘を助けてくれたのは』

『通りかかったもので、何もしないのは気が引けて

しまって』

『そうかそうか、ありがとうな

 褒美を渡そう』 

そういうと、目の前に袋を置かれた

中を見ると1000万は入ってる

『ありがとうございます!』

何か用があるとかはいつでも訪ねてくれ

そう言うと王様は奥に入っていった

そして俺は、宿を探すことにした

7日で3食ついて10000円だよー

その声に釣られやってきた

7日お願いします

そう言って案内された部屋に着くと、すぐに眠ってしまった


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

凄そうなスキルもらったからとりまレベル上げを頑張ってみたら、思った以上に最強だった 呟き人 @mao0712

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る