概要
命を懸けるくらいに大事だから。だから、手放さない。
―――神聖なるヤハルの民は誇りを失おうとしている。
エレはそう思いながらも新しい生き方を選んだ人々を引き留めることもできない。
失意のエレの元に、古の聖獣の繭が遣わされた。
そう歓んだのも束の間、輝かしいはずの聖獣は腐れた躰で苦しんでいる。
進むべき道を見失ったまま、エレと聖獣は歩み始める。
エレはそう思いながらも新しい生き方を選んだ人々を引き留めることもできない。
失意のエレの元に、古の聖獣の繭が遣わされた。
そう歓んだのも束の間、輝かしいはずの聖獣は腐れた躰で苦しんでいる。
進むべき道を見失ったまま、エレと聖獣は歩み始める。
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