あとがき
あがつま ゆいです。
この度は「神に最も近い男 ~彼の人脈、最強につき~」を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
実はこれ、コンテストに向けて急造したもので割と粗が目立つかなとは思いますが何とか最後まで突っ走れました。あと5万字程度の中編を書くのって意外と初めてだったりする。
基本的に1話完結の短編か、文庫本の基準である10万字を目指して書いてるので、こういう長さの物は意外と無かったんですよね(書籍化されるかどうかは別として)
「上級国民」なる気持ち悪い言葉が広がるきっかけとなった飯塚幸三のバカヤロウを反面教師にして
「大人とは自らの犯した罪に責任を持つべきだ」という信念の元、エクムントが生まれ彼の
それにコンテストのテイストを取り入れつつどうにか書ききりました。
ただ主人公のエクムントは、人からしたら「昔はワルだったけど今では改心してるよ」という最も嫌いな連中の1人になってしまうかもしれませんが。
エクムントは口だけじゃなくて実際に行動を起こしているし、一生かけても償いきれる罪ではないという自覚もあるからだいぶまともな部類には入るとは思います。
にしてもエルフィーナさんは人がよ過ぎるな。自分の身を護るためとはいえ家族を殺した人間相手に改心させるなんて。
まぁ2500年も生きてれば誰もが見捨てるような悪人でも、本当に立ち直れるか否かの区別はつくのだと思うのですが。
とりあえず毎日更新で最後まで突っ走れたので今回はここまでになります。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
あがつま ゆい先生の次回作にご期待ください(ジャンプ風)。
神に最も近い男 ~彼の人脈、最強につき~ あがつま ゆい @agatuma-yui
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