第19話 わがまま候子のいとも奇妙なる数日間・3
3.
さて。
沈みゆく赤い陽が、きらめく星々に宵の空をゆだねはじめたころのことだ。
「ダウフト」
ふもとの町にあるシロス伯の館から帰還した騎士団長の一行と、それを出迎えた人々とでにぎわう内陣のなか、茫洋とした面持ちであらぬ方向を見やっている村娘をギルバートが呼び止めた。
「手綱を」
ぼんやりするなと言外に示され、いくさ姿に身を包んだ乙女は慌ててリーヴスラシルの背から滑り降り、馬丁に手綱を預ける。それを見て、砦いちの無愛想はおかえりなさいと息を弾ませて駆けてきたモリスにブリューナクの手綱を委ねた。
「髪を飼葉にされるな」
「まかしとけって。こいつとは、ブラシをかけた男の戦いが待ってるんだから」
赤髪に食らいつこうとしてきた黒鹿毛の歯を寸前でかわし、馬丁見習いの少年はにこやかに請け負う。
「ついでにリボンも飾っとくけど、どうだいギルバートさま」
「リーヴスラシルにしてやれ」
黒鹿毛のちょっかいをさりげない蹴りひとつで撃退した雌馬を指さすと、エクセターのギルバートはなおもあたりを見まわしているダウフトのもとへ近づいていった。
「何をしている」
「なんだか、ふしぎな感じがして」
アーケヴの春をうたいあげる、さみどりの瞳に映るものは何か。腰に佩いた<ヒルデブランド>が、素朴な村娘に見せているものを知るすべは騎士にはない。
「うまく言えないんですけれど――こう、いつもと違う雰囲気が」
聖剣の気まぐれを、うまく伝えられぬもどかしさを感じているのはダウフトも同じであるらしい。どう言い現したものかと悩む彼女に、ギルバートは城門をくぐるなり即座に感じとった己が勘を口にしてみせた。
「首筋がざわつく」
「そうです、そんな感じです」
「はしゃいでいる場合か」
ろくなことが起きたためしがないのにと、漆黒の双眸が内陣を一瞥する。己が勘を研ぎ澄まし技を鈍らせぬよう努めなければ、この砦ではとうてい生き残ることは能わぬのだから。
「でも、魔族のようないやな感じは全然しません」
「ならば何だ」
「ええと、なんでしょう」
首を傾げたダウフトの視界にひょっこりと現れたのは、亜麻色の髪に包まれたちいさな頭だった。
「これダウフト殿、いかがいたしたのじゃ」
口調は淑女なれど、声音は幼子そのもの。心に引っかかるものをいったん収めると、世の人々から聖女と崇められる村娘は、自分を呼ばわった人物へと笑いかけた。
「なんでもありません、姫さま」
ダウフトのいらえに、姫と呼ばれた幼子が大きな
年のころはアネットと同じくらい、身を包む装いはいかにも貴族の娘らしい華やぎに満ちたものだ。腕に抱えた愛らしい人形が示すとおり、大切に育てられた者が持つ伸びやかさに満ちあふれているが、瞳からのぞく大人びたひかりは幼子が抱えた魂のいろを如実に映し出している。取り巻きたちが口々に囁くことばを深く考えることもなしに、賤しき生まれに過ぎぬ聖女を嘲笑ってみせる、どこぞの姫君のごとき軽薄さや驕慢さとは無縁であるようだ。
「心ここにあらずといった様子であったぞ。気分がすぐれぬのではないか?」
「いいえ、わたしは」
「これウラカ、あまり聖女殿を困らせるでない」
なかなか侮れぬ洞察力をのぞかせた孫姫を、町の館から同行してきたシロス伯がやんわりとたしなめる。
魔族とのいくさや人間を相手取った駆け引きやらで、領地じゅうを忙しく飛び回る娘夫婦に代わり、幼い孫姫を養育しているシロス伯の溺愛ぶりはつとに有名だ。どうやら今回は、砦に行きたいというウラカのおねだりにあえなく降参したらしく、騎士団長との協議を持ちこむついでに、退屈をもてあます孫姫の遊び相手を探そうという算段であるらしい。
けれども当の姫君ときたら、祖父のたしなめもどこ吹く風であるようだ。
「気分がすぐれぬならば、そこな騎士にもたれかかるとよいぞ。人たるもの、時には甘えてみせるのもよいことじゃと母上が申しておった」
率直なすすめに、頬を染めたダウフトがいえそんなと慌てて首を横に振る。そこな騎士呼ばわりされたギルバートに至っては、何とも言えぬ面持ちでシロスの姫を見やっている。何しろ伯の館で、ひとめ彼を見るなり肩車役に任命してきた、ウラカの遊び相手を務めるはめになったのだから無理もない。
日ごろ、ちびたちにもみくちゃにされとるのが役に立ったのうと大笑した騎士団長に、子守りは砦だけで十分ですと苦い顔で応じたのもつかの間、まさか当のウラカまでもがシロス伯に同行するとは思わなかったようだ。肩車はサイモンかウルリックに押しつけようと心に誓っているらしい様子が、ダウフトにもひしひしと伝わってくる。
なんだかおとうさんみたいで良かったのになどと口にしようものなら、これから厨房の片隅で芋や玉ねぎと向き合う日々が村娘を待ちかまえていることだろう。
「ありがとうございます。でも、ほんとうに大丈夫ですから」
「ならばよいがのう」
怪訝そうな面持ちをみせたウラカを、ほれどうしたと抱きあげたのは騎士団長、<灰色狼>たちの長だ。
「おお、おじさまか」
「どうだ、砦は気に入ったか」
やさしく尋ねる砦の長に、気に入ったと幼い姫は瞳を輝かせて即答する。
「みやびやかさのかけらもないなどと侍女たちはこぼしておるが、わたくしはそうは思わぬ。じつに探検のしがいがありそうじゃ」
そのことばからも、伯家の侍女たちが幼子を姫君の枠に嵌めこもうと試みては、ことごとく失敗しているさまがうかがえる。
「これは愉快。シロス辺境伯の世継ぎはたいそうたのもしい限りではないか、アロルド」
「くれぐれも、娘やヨランド殿のようにはならぬよう祈っとるがの」
わがまま侯子には母方の伯母にあたる、ベランジェール女伯の豪傑ぶりを口にしたシロス伯は、そこで<母なる御方>へのしるしを切る。
何しろかの淑女ときたら、領地に攻めこんできたエノー伯のどら息子どもを生け捕りにし、身代金として彼らの居城のうち二つを収めさせたあげくに、ひとつを我が甥への祝いにという口上とともにデュフレーヌ侯へ差し出したほどだ。
かの女伯には及ばずとも、シロス伯の一人娘たるイネス殿もなかなかのものと巷では評判で――雌鶏の鳴く家は不幸よのうと皮肉ってきた宮廷人に、鶏冠なき雄鶏よりはましにございましょうと相手をやりこめた逸話はつとに有名だ。
そんなイネス殿も、数年前に勇猛と果断を以て鳴るブラガンザ家のエルナン殿とめでたく結ばれ一女の母となったのだが、どうやら幼いウラカは両親の気性を強く受け継いだらしい。
「儂としては、凡庸ながらも幸せに暮らしてもらいたいものじゃが」
娘の育てかたと婿の選びかたを間違えたわいと嘆息する老伯に、よいではないかと騎士団長は呵々大笑する。
「こんな時勢ぞ。娘御に騎士のたしなみを叩きこんだおぬしの判断は、あながち間違ってはおらなんだろうに」
それよりもと、幼いウラカを抱いた騎士団長はダウフトとギルバートに向きなおる。
「そちたちも大義であったな。我が奥に申しつけてあるゆえ、今日はたんと食べてゆるりと休むがよいぞ」
「御意」
「はい、騎士団長」
若いふたりの返答に、うむ善きかなと白髯の老騎士は吾子を見るようなまなざしをのぞかせる。ふれ係の登場に、留守を預かっていた奥方や副団長をはじめとする<狼>たちの出迎えが近いことを察して、皆でそのまま歩みを進めようとしたときだ。
「ダウフトッ」
人々の驚きとどよめきをかき分けて、突如として現れたのは豪奢な黄金の輝きだった。
「なんじゃ、あれは」
目を丸くするウラカに、ええと誰でしたっけとダウフトが応ずる間もなく、貴公子の装いに身を包んだ若者が、鋼玉の双眸に万感の思いをたたえながら駆けてくるではないか!
「待ってたんだ、このままじゃどうなることかと」
よく見れば、若者はどこか覚えのある面差しをしていた。こんなときでなければ、午睡の合間に<ヒルデブランド>が見せた気まぐれ、いつどこともつかぬ夢に現れた人物に生き写しであると思い至ったことだろう。
けれども、黄金の猪のごとく突撃してくる若者の勢いときたら、そんなことをダウフトに思い起こさせるゆとりすら与えようとはしなかった。
「ダウフ――」
「いやあああああああああああっ」
絹を裂くよな乙女の悲鳴とともに、世にも清々しい一撃がかぽーんと内陣にこだました。
◆ ◆ ◆
「ごめんなさい、ほんとうにごめんなさい」
すったんもんだの騒ぎに陥った、内陣でのできごとからしばらくのち。
デュフレーヌ侯子の私室で、長椅子に腰かけ両鼻に詰め物をした金髪の若者――レオに、ダウフトがひたすら謝り続けている。
「まさか、レオだなんて思いもしなかったんです。しばらく会わないうちにこんなに大きくなるなんて」
「いや一日会ってないだけだから」
わがまま侯子のいらえに、ああっまだ怒ってるとうろたえるダウフト。そんな彼女を、気にすることなんてありませんわと鼻息も荒く援護したのはレネだった。
「自分の見てくれも忘れて、ダウフトさまに抱きつこうとするなんて。<かぼちゃの接吻>ひとつで済んだのだからましなほうです」
レネの言うとおりだった。
一晩ですっかり変わったレオの姿に、またじいさんたちの道楽か、いや新手の嫌がらせじゃないのかと<狼>たちが互いの珍説を披露しあっているところへ、詰所へやってきた従者が騎士団長の帰還とシロス伯の来訪とを告げた。
ことの元凶が何であるのか、分からぬままに焦っていたレオにとってはまさに朗報。ダウフトならばきっと何か示してくれるかもしれないと詰所を飛び出し、そのまま内陣へと駆けていったのだ。
ところがどうした、世の中そうは甘くない。
レオには救いの女神でも、ダウフトにはまさしく青天の霹靂。いかな見目うるわしかろうと、いきなり若い男に抱きつかれそうになった乙女が身の危険を感じたとて無理もない。
かくして哀れなデュフレーヌの世継ぎの君は、己が師匠と同様に、まだ何も悪いことなぞしていないというのに、オードの秘伝<かぼちゃの接吻>を堪能するはめになったというわけだ。
おそらく今頃、鼻血の孤を描きつつ昏倒してゆくレオと、橙色の奥義を披露したダウフトの雄姿が、内陣に居合わせた人々によって面白おかしく脚色され笑いとともに広められていることだろう。いかに図体は大人でも、いちおう多感な年頃の少年が、当分おもてを歩きたくないと暗澹たる気持ちに陥ったのも無理はない。
「いっそのこと、三連撃でもよろしかったのに。こいつ相手に手加減なさる必要なんてありませんわ」
「あのレネ、わたし三連撃はぜんぜんだめで」
一撃必殺で決めろっておばあちゃんにも言われたぐらいですと嘆息したダウフトに、のんきにかぼちゃ談義なんてしている場合かとレオが憮然とする。
「そりゃいきなり飛びつこうとしたのは悪かったけど、何もかぼちゃで張り倒さなくたって」
この姿になってからさんざんだと、すっかりおかんむりのわがまま侯子を、でも悪いものではないみたいですよとダウフトがなぐさめる。
「レオの中に、お日さまみたいに輝くものが見えます」
「ほんとうか?」
「ええ。砦に帰ってきたときのふしぎな感じといっしょです」
頼みの綱と仰いだ乙女のいらえは、昏き魔術の類ではないことをレオに示してはくれたのだけれども、
「でもごめんなさい、わたしではそれ以上のことは」
いくら<ヒルデブランド>という不可思議のちからを得たとはいえ、ダウフトがそれを意のままに操ることができるわけではない。もとの姿には戻してあげられませんとすまなそうな顔をした乙女に、今度はレオがいいんだとなぐさめる番だった。
「少なくとも、呪いじゃないとわかっただけでもまだましだ」
けど明日からどうしようかと溜息をついた金髪の若者に、ダウフトはやや離れて窓辺にたたずんでいるギルバートに声をかけた。
「ギルバートも、レオに何か言ってあげてください」
とても困っているのにと、ダウフトの願いを耳にした騎士が漆黒の双眸をレオへと向ける。じろじろ見るなとばかりに鋼玉の双眸で睨み返したレオだったが、
「はるか東方に、竹なる摩訶不思議な木があると聞く」
このような場だというのに、やけに冷静なギルバートの声音に目が点になる。
「エクセター卿?」
「地中深く根を伸ばし、春の訪れとともに土の中から生え出づるが、中には一晩で家の床や屋根を突き破るものもあるそうだ」
そこで言葉を区切り、もう一度レオを見やると、
「おおかた、おぬしの先祖が巨大な竹でも切り倒したのでは」
「羊に蹴倒されるどこぞの一族と一緒にしないでもらおうかッ」
大まじめな表情の下に揺れるからかいの色に気づき、憤然と立ち上がったレオになんだ違うのかと堅物騎士は肩をすくめてみせる。
「せめて驚くとか嘆くとか、何かひとつぐらい反応したらどうだこの朴念仁」
「何を今更」
身の丈が伸びたぶん、普段の三倍増しに騒々しい弟子の抗議にも、愛すべき師匠はどこまでも冷ややかだった。
「まいど非常識きわまりない顛末ばかりに遭遇していれば、おぬしが横に伸びようと縦に縮もうと大したことでは」
「俺は洗濯物かッ」
またも始まった師匠と弟子の心温まるやりとりに、金髪娘が呆れたようにふたりを見やる。
「ギルバートさまも、レオなんか放っておけばよろしいのに」
「でも、レオはいつもの調子を取り戻したみたいですよ」
ほらあんなに元気にと、ふたりの男によるやりとりを微笑ましそうに示すダウフトに、言いしれぬ脱力感を覚えたレネがいえそうじゃなくてと口を開かけたときだ。
「なんじゃ、皆ここにおったのか」
ああなりませぬ、ただいまあるじに取り次ぎをという従者たちの制止を無視して、すたすたと室内に歩み入ってきたのはウラカだった。腕にはご自慢のミレイユ嬢が、幼いあるじのおともを務めている。
「姫さま、お供のかたたちは?」
尋ねたダウフトに、姫のいらえは実にあっさりしたものだった。
「置いてきた」
探検には身軽なほうがよいからのと、侍女たちの隙を突いて私室から抜け出してきたことを披露した姫君は、ここはよきところじゃのうと嬉しそうな笑みを見せた。
「先ほど、アネットなる者と会うたぞよ。将来は騎士になると宣言しておった、なかなか頼もしきおなごじゃ」
「なかよくしてくださいね、姫さま」
「安心するがよい、さっそく明日遊ぶ約束をしたぞ」
わたくしもこのようなひらひらではなく、動きやすい服をあつらえねばなとなかなか現実的な感覚をのぞかせた姫君は、そこで一方的にやかましい応酬を続けているレオとギルバートに気がついたようだ。
「騒がしい男じゃのう」
「灰色狼に吠えかかる、身のほど知らずな仔犬のようなものですわ」
どうかお気になさらずにと忠告したレネに返ってきたのは、違うという呟きだった。
「灰色狼と獅子じゃ」
わずかに眇められた幼い瞳には気づかずに、たしかにあいつの名前は
「これ、そこな鼻血男」
「誰が鼻血男だ」
触れられたくない話を耳にして振り返ったレオは、おすまし顔で人形を抱えている子供に気がついたらしい。
「誰だ、ひとの部屋に勝手に入りこんで」
「無礼者、淑女に対する口の利き方も知らぬとは」
よいのは見た目だけかとずはりと言い放ったウラカに、レネが小さく喝采を送る。
「シロスのウラカじゃ。おじいさまが砦のおじさまと大事なお話があるゆえ、わたくしもついて参ったのじゃ」
「もしかして、ダウフトが言っていた人形の持ち主か」
アーケヴいちの衣装持ちと評判のミレイユ嬢の名を口にしたわがまま侯子に、幼い姫はいたく興味をそそられたらしい。しばしレオをながめやったのち、とんでもないことを口にした。
「決めた。今からそなたをわたくしの肩車に任ずるぞ」
「なッ」
いかな辺境伯の孫姫とはいえ、仮にもアーケヴの南半分を統べる侯家の世継ぎに向かって肩車とは何たる無礼と激昂しかけたレオを遮り、賢明なご判断ですとまじめくさって答えたのは何と師匠ではないか!
「姫の肩車役を仰せつかった光栄は身に余るものなれど、後進に道を譲るもまたひとの道理と心得ております」
「よき心がけじゃ、エクセター卿。そなたの肩車も、父上がたかいたかいをしてくださったとき以来のときめきであったぞよ」
「ありがたきしあわせ」
「ちょっと待てッ」
つまりエクセター卿は、騎士団長とシロス伯の協議が終わるまで、大いに退屈を持てあますであろう姫のお守りを押しつけようというわけか。
冗談じゃないと口を開きかけたレオを、いいじゃありませんかとやんわりとたしなめたのはダウフトだった。
「シロスの姫さまは、お気に召した騎士さまにしか肩車をおねだりしないそうです」
「だからって何もこんな時に」
断固拒否の構えを見せたわがまま侯子に、いい気味だわとばかりにレネが鼻で笑ってみせる。
「あんたもやってみれば、ギルバートさまの苦労が少しは身に染みるでしょうよ」
「肩を貸さぬというならば、砦に滞在しているあいだじゅう、そなたを鼻血男と呼ばわってやるぞ」
「鼻血男じゃなくてレオと呼べッ」
次第にシロスの姫に乗せられつつある弟子の姿に、剣抱く乙女に振り回されてばかりいる己が姿が重なったか。
「ギルバート、どうしたんですか」
「……いや」
少なくともこれで、わがまま侯子とシロスの姫双方のお守りを自分が押しつけられることだけは回避できそうだと、わずかな期待を抱いたらしいギルバートだったけれども。
翌朝早々、副団長じきじきにふたりの世話係を命じられた彼が、<母なる御方>の相の一たる<災厄>を、故郷に伝わる古語で心ゆくまで罵ったのは言うまでもない。
聖女と騎士のはなし 笑川雷蔵 @suudara
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