背徳と微笑ましさのバランス

雪の街とピッタリくる比喩と心理描写、義兄妹の微妙な関係が見事でした。背徳要素だけでなく、仲良くなるキッカケのからあげ粉のエピソードが微笑ましい。

ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のようとか、どこかおとぎチックな比喩が夢や雪のように溶けて、解けてしまうのが印象的なお話でした。(レビュー書きながら気づいたけど、そういやヘンゼルとグレーテルって……)

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