モノクロとカラーの間。優しさに包まれる成長物語

主人公・優子の幼馴染のトシの実家は昔ながらの写真館。
そこには豪快で楽しいお母さんと、物静かで優しいお父さんがいた。
母子家庭だった優子と、家族同然のつながりを持ったトシの家族。

この物語に流れるのは、優しい時間と切ない想い。

幼い頃から想いを寄せられ、それを受け入れられない優子の心。
幼い頃から優子が大好きで、それを真っ正直に伝え続けるトシ。

小学校、中学校、高校、そして大学。
時間が過ぎていく中で、変わるものと変わらないもの。

心が温かく、そして切なくなる。そんな青春の物語。