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ジョーカー様へ。
アリス様の件についてお伺いしたいことがありますので、近いうちにお会いしたいです。
用件は、アリスの次の転生先について。これは我々×××が管理いたします。彼女は別世界にてほぼ同種の個体が存在します。願わくばそれを器としてー・・・。
「くだらん。」
と吐き捨てつつ、ジョーカーは手紙を最後までは読むことなくそれを机に畳んで置いた。
「まあ、お互いの仕事が減って少しでも楽ができるというのなら良いだろう。どうせ私にはそっちが何をしようとお見通し、というわけだ。」
椅子に浅く腰をかけ、ガラにもなく足を机の上に乗せて。
「っていうか、お前らがその名前で呼ぶな!」
虚空に向かって苛立ちを吐き出した。
淘汰の国のアリス 時富まいむ @tktmmime
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