文字(もじ)で知らないひとを追いかけたいと思います。 Twitterでは絵も描いています。 ⬛︎閲覧や応援、レビューいつも励みになっています。
この作品に出会うまで「安達峰一郎」という人物については全く存じ上げておりませんでした。時は明治政府が成立したばかりの頃、所は山形県の村。幕藩体制の感覚が色濃く残る農村に生まれた主人公・安達峰一郎…続きを読む
明治期の東北というと、戊辰戦争の傷跡が生々しく、復興あるいは巻き返しに挑む熱さに満ちたイメージがありますが、その――北国らしからぬ熱さ、熱風の嵐の中を、雄々しく、健やかに、まるで杉の大樹のようにすく…続きを読む
大河ドラマを見る感覚で読める、読みやすさが際立つ歴史小説。「ナレーション」が随所に入るので、まさにドラマ感覚ですね。方言や当時の役職、歴史上の人物などとっつきにくい要素もあります。しかし、それ…続きを読む
明治、大正の頃の村々の少年同士の合戦。そしてそれを頑張ってこいと励ます大人。 あの時代の日本には、確かな『気概』が満ちあふれていたのだろうと思います。 幕末の志士とはまた違う、『世界』を知…続きを読む
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