文字のない恋文
小林左右也
文字のない恋文
花言葉というものが、この世に存在していることくらいは知っている。
だが、どの花にどんな意味があるかなんて、まったくと言っていいほど興味がなかった。
だから一番最初に知ったのは、勿忘草の花言葉だった。
「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」
この美術大学を志望する学生たちが集うこの予備校には、心を込めて描いた勿忘草の絵を好きな相手に贈ると、恋が実るというおまじないがある。
それを教えてくれたのは彼女。この予備校で講師アルバイトをする池上みのりだった。
この予備校の卒業生だという彼女の友人が、志望大学に合格した日にそれを実行し、晴れて恋が実ったという。友人が、などと話しているが実は本人のエピソードだという噂もあるらしいが当時の空太にはどうでもいいことであった。
自分にはそのような甘ちょろいものなど縁がないと、目を輝かせる女子生徒たちを馬鹿にしていたが、まさか自分もその甘ちょろいものにすがろうとは思ってもみなかった。
馬鹿らしいとはわかっている。彼女にとって迷惑であろうことも。
でも、どうしても渡したかった。素朴な空色の花が持つ言葉を。彼女に。
合格したと、真っ先に伝えたいと思った。合格したら、伝えたい思いがあった。
難関ともいえる都内の美術大学に、牛嶋
大学構内の合格者発表の掲示板の前では、空太と同じ状況の学生たちが手放しで喜んでいる。
しかし、空太は掲示板に記された自身の受験番号を睨みながら、生唾を飲み込んだ。
これで彼女に、池上みのりに、これまで暖めてきた自分の思いを告げる切符は手に入れた。
あと必要なの勇気。勇気と呼ぶには、あまりにもお粗末な――引き金のような勢いだけ。
「……よし」
空太は喜びと嘆きが入り混じる合格発表会場に背を向けると、ひっそりと深呼吸をした後、わき目も振らず走り出した。
予備校にたどり着くと、空太は講師控室ではなく、池上みのりが入り浸っている準備室と呼ばれる部屋に向かった。
石膏像やモチーフに使う剥製や花瓶やガラス瓶といったものが雑多に詰め込まれている準備室の窓際の一角。奥まった壁際の小さなスペースを、彼女は勝手にアトリエのように使っている。
彼女自身も以前はこの予備校に通い、美術大学に合格した大学生だ。ここで講師のアルバイトをしながら、大学の課題をせっせと描いていることを知っている予備校生は数少ない。
空太は準備室の前に立ち、遠慮がちにノックをする。
……返事はない。少し待ってから、またノックをくり返すものの、やはり応答はない。
誰もいないのだろうか。
失望と安堵を持て余しながら、空太は思い切ってドアノブに手を掛ける。
ドアは小さな音を立てて、呆気なく開いた。恐る恐る中の様子を伺うと。
――いた。
部屋の片隅で小さなキャンバスに向かう池上みのりの姿を見つけ、空太の心臓は跳ね上がる。
所々油絵具の汚れがこびりついた白衣を纏った彼女は、空太が訪れたことなど全く気づいていないようだ。白い頬には赤い油絵具がこびり付いているが、当然彼女は気付いていない。
無造作にまとめた長い髪。真剣な眼差し。柔らかく西陽が差し込む部屋でひとりキャンバスに向かう彼女こそ、まるで一枚の絵のようだ。
キャンバスと絵筆が擦れる音だけが、静かな室内に響く。部屋に沁みついたテレピン油の匂いを軽く吸い込むと、ゆっくりと彼女の名を呼んだ。
「池上さん」
すると、彼女が弾かれたようにこちらを向いた。
「空太くん……あ! 今日だったよね、どうだった?」
今日が大学の結果発表の日だと覚えていてくれたようだ。パレットを床に置くと、座ったまま空太の方へと向き直る。
くるくると変わる彼女の表情を見るのが好きだった。でも、恐らく思い出にしか残せない。彼女の笑顔を目に、心に焼き付けようと真っ直ぐに見つめる。
「……どうしたの?」
無言でいる空太に不安を覚えたようだ。淡い瞳を翳らせ、空太にどんな言葉を掛けるべきか必死に考えているのが、まるで手に取るようにわかる。
彼女は優しい。誰の話にも一語一句、きちんと耳を傾けてくれる。目が合えばいつも柔らかい笑みを向けてくれる。彼女のそんなひとつひとつの行動は、まるで自分が特別な人間になったような錯覚を覚えるほどだ。でもその優しさは自分ひとりに向けられたものではない。
わかっているのに、俺は。
空太はゆっくりと息を吐き出すと、当然と言わんばかりの口調で告げる。
「合格でした」
途端、彼女はぱっと表情をほころばせる。他の学生にも同じように言うのだろう。わかってはいるが、今は単純に嬉しかった。
「おめでとう。よかったね」
「ありがとうございます」
空太はかしこまって一礼する。
「いえいえ、こちらこそ。今までお疲れさまでした」
彼女まで立ち上がって丁寧にお辞儀をする。
「他の先生方にも報告したよね?」
「まだです。一番最初に池上さんに報告したくて、飛んで来たんです」
「またまたー」
彼女は笑いながら、顔の横で手をひらひらさせる。
「空太くん、口が上手いんだから」
冗談なんかではない。だが、彼女は本気にしてくれない。いや、もしかしたらわざと本気にしていないだけなのかもしれない。
本能的に悟った空太は、にやりと口角を引き上げる。
「でも、そう言われたら嬉しくないですか?」
咄嗟に嘘を付いていた。あまり上手い嘘だとは思えなかったが、彼女は空太の嘘を待っていたようだ。
「ほらあ、やっぱり」
安堵したように見えたのは気のせいだろうか。徐々に苦いものが胸の中に広がっていく。
やはり、やめておこうか。
迷いが走る。だがこの機会を逃したら、もう二度と逢うことも無いかもしれない。空太はなけなしの勇気を奮い立たせると「言葉」の代わりに用意していたものをバッグから取り出した。
「あの……これ」
取り出したのは小さなスケッチブックだった。目の前に差し出すと、彼女は素直に受け取った。
「わ……綺麗」
スケッチブックには勿忘草の絵が描かれていた。鉛筆で描いたもの、水彩絵の具で描いたもの。色んな大きさと角度で、スケッチブックを全部勿忘草で埋めつくした。
「これ、勿忘草だよね……」
彼女は空太を見上げて、にっこりと微笑む。
以前、自分が話した勿忘草のおまじないを思い出したようだ。しかし彼女は、この絵が自分に向けて描かれたものだと、微塵も思っていないのだろう。スケッチブックを熱心に見つめる横顔を、網膜に焼き付けるように空太は見つめる。
「すごく綺麗」
最後のページを見終えると、感嘆の息をついた。
「すごく素敵な絵だね。頑張ってね」
まるで賞状を手渡すように、彼女は両手を添えて差し出した。だが受け取ろうとしない空太に、不思議そうに首を傾げる。
「空太くん?」
「……あげます」
「え?」
彼女は戸惑うように空太を見つめる。
「でも、あの……これって……」
自分が話した恋のおまじないだ。覚えているに違いない。だから、この絵がどういう意味を持っているのか気がついているはずだ。だから、彼女の様子を見ればどんな返事が返ってくるかなど、容易に想像がついた。
「あのね、空太く」
「池上さん」
彼女を意識するようになってから、けして先生と呼ばなかった。恐らくそれは彼女も気づいていたのだろう。
彼女には悪いが、先生なんて呼んでやらない。けして自分の気持ちを受け入れようとはしない彼女に対しての、空太ができる精一杯の意地悪。
「今まで、ありがとうございました」
床に付きそうになるほど深く頭を下げる。
彼女の返事を聞くのが怖かった。わかっているだけに聞きたくなかった。
「では」
「空太くん!」
逃げるように背を向けた空太を、彼女の声が追い掛けてくる。彼女が何かを言ったような気がしたが、空太は足を止めなかった。
あれから三年が経った。
予備校生として通っていた当時は、アルバイトとはいえ自分が指導する立場になろうとは思ってもみなかった。
池上みのりはが大学卒業と共に、この予備校の講師アルバイトを辞めた。
そして空太はあとを引き継ぐ形で、この予備校でアルバイトをする羽目になった。
どうせアルバイトを探すつもりだったからちょうどよかったという理由もある。当初は後任が決まるまでという話だったが、ずるずると未だに講師のアルバイトを続けている。
時給もいい。人間関係も仕事内容も悪くはない。だが当然ここに居れば、あまり知りたくない話題も耳に入ってくる。
去年、池上みのりが結婚したという話を耳にした。
もう平気だと思っていたのに、案外堪えている自分に驚いたものだ。必要以上にみのりの話を耳にしないよう、給湯室へ避難した記憶は空太にとってはまだ新しい。
大学の講義に課題、ここでのアルバイトに明け暮れた日々。忙しさに身を任せれば、感傷に浸る暇もないのはありがたかった。気が付けば季節は巡り、再び受験シーズンを迎える。
この時期はこれから受験をする学生もいれば、後は合格発表を待つばかりという学生もいるという微妙な時期だ。春休み中だから暇だろうと、空太も直前講習の講師に駆り出されていた。
狭い教室の中、ひしめき合うように自分の場所を確保した学生たちは、石膏像をまるで親の敵のように睨みつけながら、イーゼルに立て掛けた画用紙に木炭を忙しく走らせる。一切の私語も無く、ただひたすら鉛筆が擦れる音と静かな吐息。ピリピリとした緊張感で張り詰めた空気は懐かしくもあるが、もう二度と経験したくないとも思う。
空太はタイマーに目を向けると、学生たちに非情な宣告をするべく大きく息を吸い込んだ。
「あと五分」
小さな悲鳴がいくつか上がり、さらに手を動かす音の速度と緊張感が一気に増量される。
最初の年は、去年までは自分もあの中に居たのだ……と感慨深く思ったものだが、三回も繰り返せばもう慣れた。だがあれからたった三年しか経っていないのに、ずいぶん歳を取ってしまったような気がする。いや、三年も経ってしまったと言うべきだろうか。
ピピピピ――ピピピピ―ピピピピ――
静寂を裂くようなで鋭い電子音が響き渡った。作業終了の合図だ。
「はい、おしまい」
途端に部屋中に溢れる落胆の声とため息。
だが「おしまい」と言ったにも拘らず、まだ粘ろうとする男子生徒を見つけた。空太の声も耳に入らないほど集中しているらしく、片手に木炭、片手に消しゴムがわりの食パンを握り締め、ひたすら石膏像の姿を書き写している。
「こら」
空太は彼の背後に回ると、手にしていたノートで軽く頭を叩く。
「時間切れ」
「牛ちゃん頼むよ。あと五分だけ」
「ダメだ。講評始めるぞ」
「ええー!」
「えーじゃない」
「お願いします、牛嶋先生!」
「…………」
いつも牛ちゃん呼ばわりのくせに、こんな時しか「先生」と呼んでくれない学生をひと睨みする。
「気持ちはわかるけど……」
空太はわざとらしく渋い表情を作ると、素っ気なく告げる。
「本番じゃ『あと五分』は無いだろ」
彼自身もわかってはいるのだ。不満の代わりに諦めきれないため息を漏らす様子を、空太は目の端で認識しながらこっそりと苦笑した。
すべての業務を終えた後、フロアの鍵を閉めるのは空太の役目だ。どうしてだかわからないが、いつの間にかその役目を押し付けられ、いつのまにかビルの警備員とも顔見知りになっていた。
小さな雑居ビルの三階と四階。この二つのフロアが予備校として使われている。
鍵よし。ガスよし。コンセント、よし。
呪文を唱えるように点検を終えると、最後に入口の照明を落とした。
「電気、よし」
すぐ背後にあるエレベーターのボタンを叩く。
エレベーターが上ってくるのを待つ間に、扉の鍵を閉める。ほぼ同時に、下階から上昇してきたエレベーターのドアが開く。
三歩でエレベーターの中に身を滑らせると、一階と閉ボタンを指先で叩いた。のろのろと閉じる扉を眺めながら、疲れが押し寄せてくるのを実感した。
「……腹減ったな」
十時以降、正面口は閉鎖される。警備員に挨拶をして裏口から出る。
「さむ」
外に出た途端、吐く息がたちまち白く染まる。空を仰ぐ。薄曇りの夜空には星は見えない。
ビル沿いの路地を抜け、通り沿いの正面口の方へと回る。昼間はそこそこ賑やかな通りだが、夜の九時を回った頃にはほとんど人通りがない。大抵の店が閉まってしまうせいだろう。十時以降にこの辺りで開いている店といえば、コンビニエンスストアと居酒屋くらいのものだ。
それにしても……朝川の奴、どうしたんだろう?
朝川実花は空太が受け持つ油彩科の学生だ。今日は彼女の第一志望の合格発表日。他の講師らも、実花からの連絡が来ないと心配はしていたものの、非常にデリケートな話題でもある。
空太自身も何度か電話をしようか迷った挙句、結局たった一言のメールしか送れなかった。
『今日はどうした? 連絡待ってる』
自分でもどうかと思うほど素っ気ない文面だ。これでも空太なりに考え抜いたつもりではあるが、受け取った本人には恐らく伝わらないだろう。
そのせいかわからないが、昼間に送ったメールの返事はまだ来ない。
油彩科の授業が無い日でも、ちょくちょく顔を出していた実花がメールの返信すらしてこないとなると……。
「もしかして、落ちたか……」
再度連絡を取ってみようと思ったが、その前に他の講師に相談した方がいいだろう。最近の高校生は色々と難しいのだと、先輩講師がよく愚痴っているのを思い出す。
空太は小さく伸びをする。駅の方向へ歩き出そうとした時、背後で硬い靴底がアスファルトを打つ音がした。
「牛ちゃん」
思わず足を止めて振り返る。すると、青白い外灯の明かりの下に、紺色のコートと手編みのマフラーを幾重にも巻いた少女の姿が浮かび上がる。
「……朝川?」
「もう、遅いよ」
朝川実花だった。「待ってたんだよ」と彼女は軽く唇を尖らせ、冗談交じりに不満を漏らす。
待っていたのはこっちの方だと言い返したいところであったが、彼女の真っ赤になった頬や小刻みに震えている指先に気づいてしまったら、何も言えなくなってしまった。
「あのね。わたし、受かったよ」
「え?」
唐突に告げられて、すぐに反応ができない。だがすぐに彼女が志望大学に合格したのだと気がついた。
「ああ……おめでとう」
まさか、ただそれだけのために待っていたのだろうか。
「なんか、反応薄い……もしかして忘れてた?」
「まさか」
忘れていたわけではない。ついさっきまで彼女のことを考えていたからだ。
「他の先生には……」
「うん。明日する」
あっさりと言ってのける実花に、空太は軽く驚いた。
「どうして? 皆、お前から連絡が来ないから心配していたのに」
空太が追求すると、実花は途端に黙り込んだ。
「朝川?」
「……から」
俯いたまま呟く実花の表情は見えない。
「ん?」
実花は恐る恐る顔を上げる。だが空太の視線とぶつかると恥じらうように目を伏せてしまう。
「別に無理に言わなくても」
「牛ちゃんにね」
言いかけた空太の言葉を遮るように、実花は真っ直ぐに空太を見つめる。
「一番に言いたかったの!」
白い息と共に、噛み付くように言い放つ。
彼女の強い口調に、はっとなる。痛いほど真っ直ぐで真剣で、どこか捨て鉢な彼女の眼差しの強さに空太は既視感を覚える。
「牛ちゃん。あのさ」
すでに用意をしていたのだろう。背後に回していた片手には、一枚の葉書が握られていた。
「これ。受け取ってください」
絵葉書大の水彩紙に描かれた空色の小さな花。
以前、講師であった池上みのりが教えてくれた恋が叶うおまじない。女子生徒の間では、いまだに流行っていることは知っていた。
だけど。
……これは何の冗談だ?
三年前の自分をそのままなぞるような行動を目の当たりにし、空太は思わず息を飲む。
「上手く描けているな」
素っ気なく言い放つ。すると実花は不満げな視線を向ける。
「そうじゃなくて……」
「花の色がちょっと単調だな。もうちょっと観察してみろ」
そうじゃなくて。もう一度呟いてから、実花は唇を噛み締めて沈黙する。
「もしかして、牛ちゃん知っているの?」
「何を?」
「勿忘草の、意味」
真剣な実花の眼差しをぶつけられ、空太は返答に詰まる。
「さあ……意味って?」
「ホントに知らないの?」
念を押すように実花はくり返す。空太が花の意味を知らないでいて欲しいかのように。
「うん、知らない」
だから空太は知らん振りを決め込むことを選ぶ。
「……そっか」
よかった、と実花はどこか安堵したように微笑んだ。
「えっと、今までありがとうっていう意味。だから」
息を吸い込んでから、実花は頭を下げる。
「今までお世話になりました。牛嶋先生」
九十度の角度でおじぎをする実花は、かつての自分を見るようだった。
実花の気持ちは、薄々感じ取っていた。だけど彼女の気持ちには応えられない。まだ心に池上みのりへの思いが残っているわけではない。親しみは感じていても、実花に恋情を抱いていない。ただそれだけ。
もしかすると、みのりも……彼女も同じような気持ちだったのだろうか。
「……先生?」
無言になった空太を、不思議そうに見上げる。
「いつも先生なんて呼ばないくせに……」
誤魔化すように笑うと、「ほれ」と実花に向かって手を差し出した。
「え?」
きょとんとした顔のまま、小首を傾げる。
「それ、くれるんだろう?」
ぽかんとした表情は、みるみる驚きに変化し、最後に気が抜けたように破顔した。
「…………うん!」
実花の気持ちには応えられない。だけど、気持ちを受け取ることだけはできる。単なる自己満足かもしれないけれど、今の空太にできることはこれくらいしかない。
三年前の空太は、ただ自分の気持ちを伝えられるだけでいいと思っていた。受け入れられないとしても、ただ思いを手渡せればいいと思っていた。
だけど、本当は……。
「ありがとう」
実花の思いが託された一枚の絵を受け取る。そして、三年前の空太が望んでいた言葉をそっと口にした。
「朝川のこと、忘れないから」
「牛、ちゃん?」
「デッサン中に居眠りこいて、画用紙真っ白だったお前のこと、忘れたくても忘れらんねー」
「あー! それは忘れて!」
頭を抱えて恥じ入る実花の様子に、意地悪を装って笑う。
あの時、池上みのりは何を告げようとしていたのだろう。
あの時逃げ出さずにいたら、どんな返事が返ってきていたのだろうか。
今になっても、まだ思う。
おわり
文字のない恋文 小林左右也 @coba2018
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