ほのぼのとした日常の中に光る何か

ひとは、日々を重ねる中で、少しずつ何かが変わるはずだけど、それはゆっくり過ぎてなかなか気がつかないものだったりします。

この作品に描かれている高校生たちも、その日1ページの変化は小さなものかもしれないけれど、それでも日常の中で何かが一つ、動いていく、そんなきらっとした瞬間が切り取られた作品かなと思います。

短い文字数でここまで、「キュン」を表現できるのもすごいです。

またあの日々に、帰ってみたいな、と、思わず思わされてしまう作品です。

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