青い風船は旅をする、自由と不安を抱えながらも、空をゆく者の幸せを感じ飛び続けるのだ。
風船という、いつ破裂するか、あるいはしぼんでしまうかわからない繊細な存在が、見果てぬ世界を夢見たあとに・・・。自分の心と重ね合わせずにはいられません。
ブルーノ。などと名前を付けたくなる風船の冒険は、子供達の好奇心や想像力をおおいに掻き立てて純粋な目をキラキラさせてくれるはず。もちろん大人も然り。時にはこういった話に耳を傾けどこかに隠れてしまった童…続きを読む
詩的表現で語られる風船の「僕」の心境が、どうしてこんなにも美しく本質的に感じられるのだろう。風船が膨らんで生命を持って、人の手から離れて自由になり、いろんな景色を見た末に、終わりを迎える。これ…続きを読む
人の生き方は人それぞれ――会社に勤めて幸せを見つけるのも理想の果てに変わってしまった幸せを掴むのも自分らしく生きたいと足掻くのも飛び方や環境は違うかもしれないけど、僕らは平等に空を飛…続きを読む
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