第2話

「何と言いますか……」

 倒れたまま目を覚まさない葵のことを診察した白衣の男性は慎重に言葉を選んでいた。葵の両親と弟、それに彼らに許可を頂いて同席しているわたしの合計四人に囲まれて緊張しているのだろうか。いや、いまさらお医者さんが緊張なんてしないか。

「意識ははっきりしているんです。眼球運動からも脳波からもそう読み取ることができます」

「だったらどうして葵は目を覚まさないんですか!」

 今にも掴みかかりそうな勢いでお母様が医者に突っかかった。周りの看護師さんが「落ち着いてください」と口々に言って場を鎮める。数秒の沈黙。

「本人が意識的に、意識を手放しているとしか思えないんです」

 のちに聞いた話だけれど、倒れていた図書委員の女の子も全く同じ様子だったよう。彼女たちは生命活動を行っているだけでなく、意識もはっきりしているはずらしかった。もちろん睡眠中なのか意識を失っているタイミングもあるそうなのだが、どうして目を覚まさないのか全く分からないようだった。

 少し強めの刺激を与えても幸せそうな顔は崩れない。家族に耳元で呼ばれてもピクリとも動かない。

 わかりやすく言えば、わざと無視して空想に耽っている、ということだ。

 家族の方々は不思議そうにして、少し苛立ったように葵を呼び続けていたけれど、わたしには心当たりがあった。

文庫本『アルキラージュ』

図書委員の子も、葵も、この本を読み切ってからおかしくなったんじゃないか。

よくよく思い返してみれば葵は読んでいる最中から少し様子が変だった。仲のいいわたしを邪魔者扱いして、救急車騒ぎになっているのに一心不乱に本を読み続けていた。普段の彼女からは想像もできない。図書委員の子も文庫本を抱えたまま気絶していたはずだ。

極めつけは葵の最後の言葉。「世界で一番、面白かった」と満足そうにつぶやいたことを覚えている。

映画を観終わった後、エンドロールで出ていくか大人しく座っているかの論争があるけれど、わたしは一度、映画で興奮しすぎてエンドロールが終わってもまだ呆然として立ち上がれなかったという経験をしたことがある。映画があまりに面白いと、エンドロール中もそのことを考えてしまい、気が付けば明るくなっていることがあるのだ。逆に退屈だった映画はエンドロールが長く感じるし、最中に出ていきたくなる。

面白かった本を読み切った夜、午前二時くらいには読み終わったはずなのに本を振り返って感想を頭の中に描いていると気が付けば朝になっていた経験もある。

面白い作品は、人間の時間を、自我を奪うのだ。

もしこの『アルキラージュ』が本当に世界で一番面白い物語なのだとしたら?

生まれや育ちに関係なく、全人類にとって一番面白い、最高の物語なのだとしたら。

葵も図書委員の子も、まだ頭の中で感想を思い描いている最中なのではないだろうか。

馬鹿げた仮設かもしれない。でも、わたしは物語の力強さを知っている。

物語に救われて生きることを決意した人間がいることも、逆に死を選ぶ人間がいることも知っている。物語によって将来の夢を決める友達もいれば、犯罪に手を染めるニュースを見たことすらある。

空想は劇物だ。取り扱いには注意が必要だし、平気で人間を狂わせる。

今回の二人も、そんな物語の被害者なんじゃないだろうか。

わたしは手元にある『アルキラージュ』の表紙を見ながらそんなことを考えていた。これを読めば答えがわかるだろう。でもページをめくる勇気は出なかった。葵が倒れた原因が他にあって、これ自体はただの面白い小説ならばそれでいい。

 万が一を考えたときに、わたしまで意識を失うわけにはいかなかった。わたしは葵の目を覚まさせたい。また一緒に笑って、彼女のおすすめの本を読みたい。彼女と一緒に地雷臭のする新作映画を観に行きたい。

 葵を救わなきゃ。

 そう思ったわたしは、翌日県内の国立大学文学部の教授に電話をかけた。教授は高校二年生の女の子からの突然の電話にひどく驚いていたようだけど、わたしの真剣さが伝わったのか、直接会って話を聞いてもらえることになった。

 葵は入院することになった。植物状態の人よりは安くつくものの、馬鹿にならない費用だろう。それでも彼女の家族は、いつかひょっこり目を覚ますことを信じて葵の生命を繋ぎとめる覚悟を決めたようだった。

 大学の門をくぐったのはオープンキャンパス以来二度目だった。入り口付近で教授にいただいた招待状を見せて名札をもらう。

 地図を見ながらアポを取った教授の待つ部屋へと向かった。建物に行くまでで少し迷ったけど自動ドアをくぐってしまえばあとは簡単だった。

 扉を三回ノックすると、中から「どうぞ」と聞こえてくる。そうか。「どうぞ」と言われたら扉を開いてから失礼します、と言いやすいな。などと長年の疑問に終止符が打たれた。職員室は誰も「どうぞ」と言わないから失礼しますと言うタイミングがわからないんだ。

「せ、先日お電話をさせていただいた篠田澄香です」としどろもどろになりながらもなんとか自己紹介をする。もちろん「本日はお忙しい中お時間を割いていただき」ということも忘れない。

「構いませんよ。読むと倒れる本。とても興味があるので」

 優しそうな顔でわたしを椅子に案内した。白髪の多い頭を掻きながら「コーヒーは飲まれますか?」と聞いてくる。あんなクソまずい泥水飲める人の気が知れません、という言葉をぐっとこらえて「あ、いえ。お構いなく」と手を振った。

「高校二年生なら、コーヒーなんてクソまずい泥水だと思っている年頃ですかね」

 ちょっと心を読まれたんですけど大学の教授って読心術でも覚えているんですかね。

「早速本題に入りましょう」

 わたしは『アルキラージュ』を机の上に置いて、葵と図書委員の子に起きた事件、それに関するわたしの考察を話した。くだらないと笑われるかなと不安になる。

「なるほど。世界で一番面白い物語、ですか。確かに面白い創作物に出会ったとき、意識に他者からの介入があると鬱陶しく思うことはありますね。いつの間にか時間が過ぎていることもあります」

「ありますよね!」

 思わず声に力が入った。教授は相変わらず優しそうな顔でわたしを見る。

「ええ。その年でそのような読書体験ができているのはいいことだ」

「じゃあこの『アルキラージュ』は」

 興奮するわたしを制するかのように右手を差し出して彼は静かに首を振る。

「ですがそれはせいぜい数分から数十分です。それに頬を叩くなどの外部からの刺激にすら反応しないということはまず考えられません。ここから先は脳科学の分野に絡んできそうですけどね」

「……」

「ただ、その二人の被害者とこの『アルキラージュ』を線で結ばないこともまた、違和感があります。どれだけ調べてもインターネットでは作品名、出版社、作者名すべてヒットしないのも気になりますね。手っ取り早いのはこの小説を読んでみることなんですが……」

 それで彼女たち同様廃人になってしまっては意味がない。

「こればっかりは人体実験するわけにもいかないですし、警察に届けたところで動いてくれるとも思えないですね」

 わたしたちは顔を見合わせてため息をついた。

 コンコン、と部屋がノックされる。あれ、ノックって二回でいいの?

「失礼します」

 若い男性が入ってきた。ここの学生だろうか。

「教授、今宜しいですか?」

 教授はわたしに断りを入れてから学生と会話を始めた。どうやらレポートを出しに来たようで、それを受け取って会話が終了する。学生がわたしを見る。

「この子は? 日本って飛び級システム採用されていましたっけ」

「いいえ、この子は私に学術的な相談をしに来た高校生ですよ」

「へー、高校生のうちからすごいね。君、どういう相談しに来たの?」

 ぐいぐい質問をしてくる男の人にわたしは委縮してしまい、はい、だかええ、だかよくわからない言葉を返す。見かねた教授が「面白すぎて気を失う物語の存在について話していました」と言った。

「面白すぎて気を失う、かあ。そんな作品にはまだであったことないなあ。デビルシャークって映画観たときは途中で気を失ったけどあれは別の意味だしなあ」

 寝ちゃったってことですかね。

「夢野久作のドグラマグラなんかは読むと必ず気が狂うって言われてますよね。まあ僕狂ってないですけど」

 学生がわたしの馬鹿げた質問を笑うことなく快活に答えてくれる。それがちょっとだけ嬉しかった。彼が机の上に置かれた『アルキラージュ』に視線をやった。

「それがそうなんですか?」

「あ、はい」

「ふうん。見たことのない出版社だ。作者も知らないな」

 彼はそのままひょいと文庫本を手に取った。教授が慌てて「その本は本物かもしれません。だから読まないほうがいいです」と止めたけれど、学生は「じゃあ最初の一ページだけ」と言ってそのままページをめくってしまった。

 一ページ目を読み終わり、ページを捲る。

「ちょっと、草野君。一ページだけです」

 しかし学生はその呼びかけに反応しなかった。嫌な予感がする。タンカが来ていたのにページを捲る手を止めなかった葵と同じだ。

「草野君!」

「邪魔しないでください」

 声を荒げた教授を一言で律して、彼はどんどんページを捲っていく。まずい。これはまずい。このまま本を読み終わってしまったら、彼は。

「教授! 人を呼びましょう。無理やり押さえつけましょう」

「そうですね」

 教授はフロアにいる学生を呼び、力づくで草野さんから『アルキラージュ』を取り上げた。その瞬間、彼の瞳が絶望の色に染まる。両手両足を激しく振り、きっと友達だったであろう学生たちを殴り飛ばしていく。

 信じられない強さでそこにいた五人の男子生徒は吹っ飛ばされ、再び文庫本が彼の手に渡った。「嘘だろ」飛ばされた学生たちが口々に呟く。

 こんなの、危険なクスリと一緒じゃない。

「……『アルキラージュ』は本物です」

 小さく呟いた教授は、もう小説を読み続ける草野さんを止めはしなかった。

 このまま『アルキラージュ』を求めて暴れられるくらいなら、葵たちと同じように眠ってもらったほうがいい。そう判断してのことだったのだろう。

 正しい判断だと思う。

 二時間ほどで小説を読み切った彼は「最高だ」と言って、そのまま地面に倒れこんだ。

「……教授」

「なんでしょうか」

「わたし、物語ってもっといいものだと思っていました」

「いいもの」

「人に生きる希望を与えるもので、人に夢を与えるもの。もちろん、物語の絶望とシンクロして自殺しちゃった人の話や、フィクションに悪影響を受けて犯罪に手を染める人間がいることも知っています。それでも、物語って言うのは、空想って言うのはもっといいものだと」

 気が付けば涙が出ていた。言葉の終盤も鼻をすすりながらだったので聞き取ってもらえたかどうかわからない。わたしは両目をこすりながら教授のほうを見る。

「篠田さんの言うことはよくわかります。人は、寝て食べるだけでは生きているとは言えない。夢や目標があってこそ、人ははじめて生きていると言えるのです。その目標はどれだけ小さくてもいい。死ぬのが嫌で、生き残ることを目標に生きたっていい。人間はモチベーションというものがないとすぐに死んでしまう生き物なんです」

 高校二年生のわたしに、教授はゆっくりと言葉をかみ砕いて話をする。

「創作物は、そんな人の夢を形にしたものです。誰かが空想を形にして届ける。それを受け取った人が夢を見る。そして生きていく。小説、漫画、映画。演劇、音楽、絵画。食べ物や電気、ガスと同じように、創作というものも生きていくうえで必要不可欠です」

 作る人にとっても、受け取る人にとっても、創作は必要。人間の生きるモチベーションそのものであり、そこにはすべてが詰まっている。

「篠田さんはこの『アルキラージュ』に関わる事件を受けて、物語はもっといいものだと思っていた、と言いました」

「はい」

「すごく嫌な言い方になりますが、図書委員の女の子や葵さん、草野君は今どんな気持ちだと思いますか?」

 少しだけ考えて首を横に振る。

「本人に聞いたわけではないので類推になりますが、彼女たちは今、幸せだと思うんです」

「……しあわせ?」

「最高に面白い物語を読んで、寝ているとき以外はずっとその物語について考えられている。夢を見られている。他に嫌なことは何も考えなくてすんでいて、ただ面白い物語のことだけ考えている。これを幸せと呼ばずして何と呼びましょう」

「……」

「篠田さんにとっては最悪だと思います。私も優秀な生徒を失って辛い。ですが、彼らの中では幸せなんです」

 物語の主人公的には幸せな終わりだが、周囲や読み手からはそう思えないようなエンディング。メリーバッドエンド。

 葵はまさしく幸せな物語の主人公で、わたしは周囲の悲しんでいる人。

 今回の事件はそういう話ということなんだろう。少なくとも教授はそう納得したようだった。

 しかしそれでもわたしは納得がいかなかった。納得して葵が帰ってくるわけでもないのだから。

「まあ、篠田さんの気持ちもわかります。だからこれは大学教授としてではなく、個人として、あなたにアドバイスを送りましょう。年寄りの戯言として聞いてください」

 その一言は、私の人生を決定づけるものとなった。






 あれから八年。まだ葵は目を覚まさない。

「おめでとうございます」

 今年、二十五歳になったわたしの書いた小説が、日本中の該当するありとあらゆる賞を受賞した。

 デビュー作の時点では並みの新人作家という扱いだったが、少しの才能と執念でわたしは今年日本一売れている作家になった。

「物語を越えられるのは、結局のところ物語だと思います」

 八年前、大学のゼミ室でそういわれてすぐに、わたしは本気で小説を書き始めた。

 はじめは全く上手に書けなかった。言葉が思い浮かばない。文章が気持ち悪い。読み返して全部消し去りたい衝動に駆られる。一本書き終えたら終えたで読み返す気が起きない。次のネタが思い浮かばない。

 でも、書き終えた作品を持って葵の耳元で朗読したら、本当に微かだけれど反応があたのだ。

 そう。彼女たちは意識を有している。ただ外の刺激よりも内なる思考に潜っていたほうが気持ちいいため外に出てこないだけなのだ。反応はないけれど、刺激を受け取ってはいる。

 ならば話は早い。『アルキラージュ』よりも面白い物語を書けばいいのだ。

 そこからの八年間で、わたしは何千万文字も文章を書いた。何度も読み返して何度も直して。デビューしてからは編集の人とも何度も話し合って、全く妥協をしなかった。

 その結果、もちろん運もよかったのだけれど、こういう成果を残すことができた。

 売れているものが面白いものだとは限らない。

 それを証明するかのように、今作も彼女の目を覚ますことはできなかった。

 今年、日本で一番売れた物語でも、八年前の記憶の中の『アルキラージュ』には敵わなかった。

 だがそれも想定内。

 八年前のわたしに、わたしは全く同じことを言おう。「うまれや育ちが全く違うそれら全員にとって一番面白い物語というものは存在しない」

 わたしはファミレスのメロンソーダが好きだ。

「篠田先生。次回作のご予定は?」

「そうですね。少しだけ、わたしの作品を心待ちにしていただいているファンの皆様を待たせることになるかもしれません」

「と、言うと、超大作ということですか?」

 いえ。とわたしは首を横に振った。

「次回は、たった一人に向けて、物語を綴ります」

 日本一売れた作家が、たった一人、大親友だけを刺すために書いた物語。

 受け取る準備はいいかな、葵。

 授賞式の後一年かけて、わたしは物語を完成させた。

 できたばかりの原稿を抱えて葵のいる病院へと向かう。

 すっかり仲のよくなった家族に頭を下げてから、葵の頬を一度撫でて、深く深呼吸をする。

「親愛なる葵に花束を」

 受け取れ、わたしの八年。


 そして葵は目を覚ました。

「最高に面白かった」

 って言いながらすっと起き上がるものだから、わたしも家族も涙を流すタイミングを失ってしまった。葵は八年も意識を手放していたということをなかなか認めなくて、その時差ボケが治るまでもう少しかかりそうだった。

 けれど『アルキラージュ』を考えていたことは覚えていたらしく、わたしの話はすっと飲み込んでくれた。「そっか。澄香、あたしのために八年も」葵はわたしと話すたびに感謝を告げた。

 でもわたしには心残りがある。

「この方法だと葵しか救えなくて」

 日本一の小説家になって、一番の理解者を狙い撃ちする作品を作る。この作戦だといまだに寝込んだままの図書委員の子や草野さんを救うことはできない。

 しかしそれを話すと葵は何事もなさそうに「んーにゃ、大丈夫だよ」と笑った。

 その言葉通り、葵が声をかけると眠っていた二人ともあっさりと起き上がった。

「え、え。なんで?」

「あたしを含めた三人は『アルキラージュ』の感想を自分の中で擦りまくっていたわけ。外部からのどんな刺激よりもそのほうが心地よかったから目覚めなかった。じゃあさ、外部から『アルキラージュ』の感想という刺激が与えられたらどうなると思う? さんざん自分の中で擦った感想を議論できる相手が現れた」

 葵の言いたいことがよく分かった。

 要するに、オタクは誰かと感想を話し合うのが好きだっていう話か。

 誰かと共有をすることで自分の中の感情を抑える。確かにオタクってそうだね。

「そもそも澄香の『親愛なる葵に花束を』だって、もし本当に『アルキラージュ』より面白い作品なんだったら、次はそれの感想のためにあたしが潜るとは考えなかったの?」

「……あ、確かに」

「読み聞かせっていう形式で、この読んでくれている人と話せるっていう安心感があったからすんなり目覚めたんだよ、たぶん」

「なるほどねえ」

 ともあれ、これで万事解決したと言える。

「そうだね。本当にありがとうね、澄香」

 何度目かのお礼を受け取って、わたしはとても気になっていた問を思い出した。

「そうそう、葵。『アルキラージュ』ってハッピーエンドだったの? バッドエンドだったの?」

「ん?」

「世界で一番面白い物語って、ハッピーエンドだと思う? バッドエンドだと思う?」

 わたしは、いつか葵に投げられた質問をそのまま投げ返した。

「『アルキラージュ』は間違いなく世界で一番面白い物語に近い存在だと思う。その作品はさ、どういう終わり方をしたの?」

 葵はいたずらっぽく笑って「その答えは君の目で確かめな」と言った。昔のゲームの攻略本かよ。

「でも、その問いの答え、今ならわかるかも」

「あら、そう。葵的にはどっち? ハッピーエンド? バッドエンド?」

「ハッピーエンドだね」

「ふうん、その理由は?」

 葵はぎゅっとわたしの手を握って、優しく微笑んだ。

「澄香のお話が、世界で一番面白かったから」



<了>

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