「佐山くんはさ、私じゃないよね」「佐山くんが私を可愛いって思っていても私には何の関係もないわけ」「私のコンプレックスとか、辛さとか、嫌なこととか、そういうものは全部私の持ち物だから。佐山くんがどう感じるかとかは関係ないんだよ」冷たいようで、巻き込まず甘えず抱え込む優しいセリフ人を見て可愛いと思うことの傲慢さと、無関係であることの寂しさ言う方も言われる方も結局寂しい、この名セリフ名フレーズを生み出した入江弥彦さんの自意識の奥底を垣間見るような作品です
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