episode3 People who break literature

私は、文学を壊す


いや壊さなければいけない


所詮私は政府の下っ端。私は文学を壊したくないだが、マスメディア達は黙ってない晒された瞬間私は地獄に堕ちる



それに怯える大人、一般人は堕ちたくないから政府に従う。



今日も此処を燃やしてしまう


文学に関係する場所、物、人間、問わず壊す


私は伝える此処が燃えることを



人波に押されるがそれに反して少女は走って行く


[あっちに行っちゃダメだ!!]



私は少女の手を掴む



少女は振り払う




行かなきゃ行けないの!!文学を救いたいの!!消したくないの..........


少女は言い走って行った





あぁ、あの子は自分の意思に沿って生きているのだ



私は少女を見捨てたように歩く



[マスメディアに気をつけろ]


聳え立つビルの下に所詮モブの私




ある図書館の中に入り火をつけた





元小説家の彼は今日も逃げていく


[これは私のために生き残るために]





全てこの穢れた世界の所為だ






政府の所為だ




私を操って何がしたいんだよ










episode4 She longed for you











人通りが多いスクランブル交差点






騒がしい学校






ネオンライトが輝く夜の街





私はこの大都市東京で育った




中学生の時まだ小説が娯楽とされていたそんな時に



ある小説に出会った





何時からだろうか僕は憧れた


こんな小説作りたいと……



でも私には無理だ創造力がないからな



いつも終わりは思いつくんだ



でも




展開が書けないんだ


しかも全てがバッドエンド


主人公が死んでしまう


主人公を幸せに出来ないのは


小説家としては致命傷だろう


その後政権は代わり文学は邪道だと廃止された



そんなある時ある少年に出会った

大雪で僕は学校に行く電車が止まってしまい走って登校していた


するとこんな寒いのに薄着でフラフラと歩いているではないか



少年は倒れる

[おっと、あっぶな少年大丈夫かい?]



少年は見たところ年下もしくは同い年位だろう


少年は起き上がりこう言う

[お姉さんこそ大丈夫なの?]




[......... 時間......... ]


少年は散らばった原稿を拾い僕に渡す


[お姉さん急いでた]






確かにそうだなけどもう間に合わないだろう



[あぁそうだなぁサボろかな?]


[少年もついてきな]


”この格好じゃ寒いでしょ?”


僕の家に来な?




これが出会い 少年は竜 少女は綾



(この出会いはいずれ世界を変える1部に過ぎないのだ)


......... To Be Continued.........

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あの日、小説を捨てた僕達は 時野 綾音 @ayane_tokino

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