58への応援コメント
スーの強さは矜持と慈愛の強さですが、それが生物・生存の強さと必ずしも一致しないのは、マフラのお話でも提示された、残酷な真理の一面ですね……。
そして、ついに訪れたカタストロフ、物語の終局とも重ねて、見届けさせてもらいます!
作者からの返信
ティラノサウルスのスーがメスだったということを知った驚きからこんなお話になりました。
きっと強くて優しい恐竜だったんじゃないかな…でも、最終的には死んで化石になっちゃって、という、非常にシンプルな思いが軸になっています。
ならばふさわしい死闘と死に場所を、というわけで、こうした舞台設定を選びました。
応援、コメント頂き、大きな励ましと力を頂いています。
本当にありがとうございます。
48への応援コメント
おねえちゃんが、だんだん惚れっぽくなってますね(笑)
このエピソードは、今まででも最難問かつ、終盤への予兆を伏せた、壮大な展開にドキドキしました!
子ども……それは、難しいんじゃ……?
あ、でも彼女が「あなたの子よ」と言い切れば、グノール的には幸せなのかも……なんて考えた自分は、汚れたオトナです。
(ついでですが、この「僕と彼女は、2人で子どもを育てるもの! 〜」の前の文で、グノールの名前が違っていると思われます)
作者からの返信
ありがとうございます!
実はおねえちゃんは、結構なロマンチストであったりします。
やっぱり子どもは難しいですかね。グノールは博愛主義者ですから、パパが誰でも雛を受け容れちゃう気がしないでもありません。
しかしながら、恐竜はラプトルで可としても、鳥はダチョウかエミュー辺りが適当だったかな、と少し後悔してます。歌う可憐なダチョウって、イメージの難易度が高い気がしますが、挑戦しがいのあるテーマですよね!
誤字…を超えてますね、これは…報告、ありがとうございました! 助かりました。
過分にお褒め頂き、恐縮です。このお話も少しはファンタジーに近づくことができた気がして、光栄です。ありがとうございます!
35への応援コメント
スピノサウルスって、カッコいいですよね!
大きくてスマートで面長のイケメン(メス含む)で、背中に派手なオプションついてて、番組後半にパワーアップした主人公ロボみたいで(笑)
水棲の恐竜が滝から空を飛ぶ展開が、美しく雄大で良かったです。
おねえちゃんの、土壇場のプロ意識も素敵でした!
作者からの返信
そうなんです! おわかりいただけて嬉しいです。おねえちゃんも、ちょっとばかり惚れてます。いや、かなり真剣に惚れてます。これをもって、このお話には「恋愛」のタグをつけてもいいのでは……と真剣に悩んだくらいです!
そもそも、コウモリが自分は動物か鳥かで悩む……みたいなお話を、「水棲か陸棲か悩む恐竜」で作りたかったのですが、なんかシレン君、けっこう悟っちゃってて、それならもう、ってわけで、私が楽しいお話を作りました。お褒め頂いて、恐縮しつつも凄く幸せです。
恐竜って、真剣に考えていると、結構惚れますよね……。なんか、また別な扉が開きそうで怖いです。
純粋に自分の楽しみで書いたお話にまでお付き合い頂いて、本当にありがとうございます。いつもいつも温かい応援を頂き、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございます!
29への応援コメント
いろいろな形で、生命は自然を循環しますね……。
現代でも、ゾウやキリンは筋力で肉食動物を圧倒しますし、さらに大きな竜脚類となれば、凄く強そうです!
作者からの返信
循環がある限り、個々の命の死はないのではないでしょうか……。そんな祈りを込めて書いた覚えがあります。ま、死の間際はやはり苦しみがあり、固体としての死は、誰かの悲しみを誘うものである(はず)でしょうけれど。
と、少しファンタジーっぽく書いてみました。実際のところ、竜脚類の大きさ、形の森ってすごい! っていう審美眼(?)的な観点しかなかったような気もします。
こちらにもまた過分なレビューを頂いてしまい、ありがとうございます。本当にもう、なんとお礼を申し上げたらよろしいやら。
本当にありがとうございます!
19への応援コメント
マフラさん……(涙)
野生動物が大きな怪我をしたり、武器を失うのは、間近の死が決まったようなものですからね。
瞬間接着剤にそんな強度を求めないで、と、くっつけたカーテンフックがまた折れるなんて経験から、戦々恐々でした……。
作者からの返信
マフラへの共感、ありがとうございます。彼はきっと、太古の世界の片隅で生きのびてくれると主張しておきます。だってこれは、きらきらした子ども向けの世界なんですから! 子どもには手加減なしでも、親やPTAには、つい弱腰になってしまう私です。
カーテンフック……お気の毒でしたね。瞬間接着剤への私の絶対的な信仰も、幾度か裏切られております。木片がくっつかなかったときは、涙したものです。木工用ボンドの方が威力があるなんて!
ちゃんと取扱説明書を読まなければダメですよね。読者のお子たちにも(いるのか?)、そこのところはしっかり説明しておかないといけなかったと、今頃後悔しております。
身近に引き付けてお読み頂いて嬉しいです。そこがポイントのひとつでした。言葉選びとか一切しておりませんので、内容の身近さで勝負したつもりでした。
心強いお力付け、感謝申し上げます。今回もまた、本当にありがとうございます!
8への応援コメント
児童ファンタジーの空気感が、心の汚れた年寄りには眩しい……なんて油断していたら、陰キャぼっちのトラウマを、先生にエグられました。
イカンです、先生、それは(泣)
家庭環境もかわいそうな圭太くん、スーパーおろち号に救われるのかと思ったら、ミッションまで過酷とは……!
先が読めない展開で、ハラハラします!
作者からの返信
こちらまでお読み頂けるとは! 感激すぎて申し訳ないくらいです。
小学校中学年くらいがターゲットですが、わたくし、子ども相手に手加減しません。ダヴーと同じです(あの方には負けますが)。というか、できないのだと思います、たぶん。
一応ファンタジーですが、心の底の、美しいものをしまっておく大切な壺を探ってみたら、きらきら眩しい空気は出て来なくて、代わりに、中生代の大気が噴き出してきた感じです。中生代の空気は、現代のとは元素の組成が違うようで……というお話です。???
陰キャぼっちなんてフツーですもん、ならばこのお話も、もう少し人気が出てもいいはず。あれ? 何かダメな要因が……?
貴重な読者様です。どうかお目に気をつけて(と、私の方がずっと年寄り臭いことを……)、少しずつでもお読み頂ければとても嬉しいです。
本当にありがとうございます!
66への応援コメント
あっという間に読了してしまいました~!
クライマックスから怒涛の展開の連続でした。白蛇くんはなにかあるぞ、とは思っていましたが、それでもまさかの敵サイドだったとは('Д')
そして、わずかにのぞく希望がすがすがしいラストで大満足です。
圭太くんにガラケー渡したおねえちゃんグッジョブ!
個人的にかわいくてちょいブラックなカイバも白蛇くんとおねえちゃんたちとのやりとりも好きだったので、二人(二匹?)の結末はちょっと寂しい気もしますが、そこも含めて納得のラストです。
恐竜の再登場もあるかもという、ロマンと希望をにおわせるラストセンテンス、かっこいいです。
せりもも様のこれからの執筆活動を微力ながら応援しております!
作者からの返信
最後までお読み下さって、ありがとうございます。
いつまでも恐竜の世界で遊ばせてあげたかったのですが、行ったきりというのは、やはり良くない気がしまして。物語と物語をつなぐ、糸のようなものが必要だと感じました。それが、白蛇の陰謀というのも、我ながら、伏線とは言い難い伏線ですが、ともかく回収できて良かったです。
鳥が恐竜の子孫という最近の発見は、意外過ぎて、なかなか受け容れられませんでした。けれど、いろいろ解説を読んでみると、鳥のあの歩き方は、なるほど、ラプトルに近いかも(実際に見たわけではありませんが)。先祖返りしなくても、身近に恐竜の子孫がいると思うと、大変楽しく、その気持ちを、ラストへ繋げました。
コメント、本当にありがとうございます。webの海にひっそりと埋もれていて、いつか(それは私が死んだあとかもしれません)、悲しい気持ちの子どもが偶然見つけて、気まぐれに読んでくれたらいいな、と思って書きました。こんなに早くお読み頂いて、ご感想まで頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
「恋せよ文学乙女」、とてもナイーヴで、優しい作品だと思います。児童文学というものは、自分が児童だった頃に少し読んだ程度で、知らないことが多いのですが、ゆっくり楽しませて頂きますね。
57への応援コメント
ついにきたか! という展開ですね(*^^*)
これからどうなるか、目が離せません。
依頼主恐竜さんを海に連れて行く⇒滝でピンチ!の場面、鳥さんの巣に入れてあげる試みに次ぐ、自然の美しい大合唱と、絵になるシーン満載で楽しませてもらっております!
そしてここで銃をもってくるか! とうなりました。圭太くんが発砲するシーンは、自分も自然の一部であることにぎくりとさせられますね。
こちらの作品への応援と、以前のコメントにもご返信ありがとうございます。
せりもも様は文系の方だったのですね。取材力やそれを作品に編み込む力を見習いたいです(*^^*)
圭太君の境遇に関しては、たしかに、深刻さの深い展開は特に児童文庫で好まれないこともあるかなという感触ですが、私個人としては、その大変さ、報われなさに共感し応援したくなりました。そこにつかまれる子たちもいるかもしれないと思います(*^^*) 一意見なのですが。
ワクワクドキドキ&たまにハッとさせられる良作をありがとうございます。
ではでは、続きも読ませていただきます!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
「自分も自然の一部」というのは、まさに一番言いたかったことです。だから、気楽にしてればいいんだよ、という感じで。汲み取って頂いて、とても嬉しいです。
スピノサウルスは、扱いに一番悩みました。陸の生き物と思われていたのが、思いがけず、水中で生活していたかもしれないという新説に、とてもわくわくしたのですが、それをどう、作品に生かすか。結局、あのような形になりました。ラプトルの場合は、鳥の托卵が、ヒントになってます。
そうなんですね。児童文学では、深刻さが好まれないんですね……。実は、書いているうちに、子ども向けという概念がすっぽり抜け落ちてしまって、ガチで書いてしまいました。応援頂けて、感謝です。
こちらこそ、子ども向けなのか、大人向けなのか、自分でも曖昧になってしまった作品を読んで下さって、本当にありがとうございます。
66への応援コメント
おもしろかったです!!
作者からの返信
最後までお読み下さって、また、身に余るレビューコメントまで頂いて、本当にありがとうございました。
読まれなくても大丈夫、子ども向けだもん、きっと、子どもの読者さんがいないだけ、私の創作能力が低いせいじゃない……と、自分に大変甘い保険をつけて、連載を始めた私ですが、思いがけず、お読み頂いた上に、おもしろかったと言って頂けて、ああ、神様っているんだな……と、しみじみとした感慨に浸ってしまいました。
とはいえ、書いている時は、子ども向けを意識するどころではなく、気がついたら、結構ガチで取り組んでいました。それだけに、おとなの(で、いいんですよね、もちろん)ヤミヲミルメさんに読んで頂けて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。心から。
20への応援コメント
はじめまして、こんにちは。
ここまで読ませていただきました。
まず、冒頭の主人公圭太くんの境遇に共感ました。子どもの世界だからこその厳しい境遇ってあると思います……!そこから謎の招待切符、スーパーおろちと、わくわくする設定の連続にひきこまれて読んでしまいました。
「恐竜に文明の利器について教える」等々、理系の知識や恐竜にうとい私でも、とてもわくわくさせられる設定だと感じました。
そして、今回のマフラのお話のまさかの結末や、なにより彼の問いかけ、「じゃあ、君らの世界には、仲間外れはないのかい? ひとと違うからといって、いじめられるようなことは、なくなったかい?」には、はっとさせられました。
ところどころ文明や人間社会について考えさせられたり鋭い問いかけが盛り込まれているところに驚きます。子どもたちに届けたい作品で、続きが楽しみです。
引き続き読ませていただきます。応援しています!!
作者からの返信
はじめまして。嬉しいコメントを、ありがとうございます。
圭太は、ここまで重い境遇にしなくてもよかったかな、と後から思ったりもしたのですが、必ず明るい結末にするから、と、心に決めて書き進めました。圭太につられて、マフラの辺りまで重苦しさが漂ってしまい、作品の最初で評価されがちなweb小説としては、あまりうまい手ではなかったと、反省しています。
いえいえ、私は、ど文系、必死で調べて書きました。ですから、恐竜が好きな子どもさんは、どこかに間違いを見つけるのではないかと、心配でなりません。とはいえ、恐竜は好きで、それが鳥にも移行した後、なぜかカエルに急降下して、つい最近、カエラーになりました。子どもだけじゃなくおとなにも、いろんな生き物がいるよ。結構ヘンな生き方してて、幸せそうだよ、ということを、伝えられたらなあ、と、ただ、それだけを考えています。
応援頂き、とても嬉しいです。ありがとうございます!!
66への応援コメント
恐竜たちに投影された、生命のドラマを堪能しました!
物語のトンネルを抜けて、現実を少しだけ変える強さを得る…… 圭太の変化、りさの差しのべた手、これこそ児童ファンタジーの真骨頂と思います。
Web小説に求められるものは軽妙なエンターテインメント、というのも真実でしょうが、求められるものでなく求めるものを書けるのがアマチュアの醍醐味、そしてそれを気軽に発表できる場としての懐の深さも、Web小説の真実の一つですよね。
この作品を読めたこと、タイトルのように幸せを感じてます。
それはさておき圭太くん、りさちゃんの初対面の印象「唇が異様にでかく見える化粧」「ちょっと怖かった」「ぶっとい足」から、「少し太め」は、まあ、好意的になったのでしょうか。
思春期の性欲、もとい紳士フィルターがまだない小学生男子は、表現が辛辣でいけませんね(笑)
作者からの返信
ご返信遅れ、申し訳ありませんでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、過分なお褒め言葉を頂き、恐縮しています。
大好きな世界が、困難な現実にちょっとだけコミットしてきて(全然ちょっとじゃないですが)、それがいずれ大きな変化に繋がる。そんなお話にしたいと思いました。意図を汲み取って頂き、感激です。
おっしゃる通り、web小説というものはありがたいですね。司之々さんからの応援やコメントを頂いたことを示すベルのマークに点る赤い丸がとても暖かく、そこをクリックし、(手前味噌のようになっちゃいますが)「ハッピー♡」が見えるたびに、あまりに能天気なタイトルとそしてやっぱり、「ハッピー♡」の持つ言霊のようなものに励まされてきた気がします。そんなことに気が付いたのも、司之々さんの暖かい応援があってこそです! 心から感謝申し上げます。その上で、この双方向性こそが、web小説の持つ本当の力だと思いました。
圭太ですが…いつか彼も紳士になるでしょうか。その時りさがどのように彼の目に映るか、楽しみではあります。
子ども向けとはいえ、決して短くはないのに全編お読みいただき、レビュー、応援、そして丁寧なコメントまで頂いた上に、いろいろな気づきをも頂戴いたしました。得難いことです。私は幸せだと思いました。本当にありがとうございます。心から。