第2章 サングラスとピアスと旅と

さて長々と話してまいりましたが結局のところ受験に響くのでサングラスを取りたいのです。それには魔女を探さねばなりません。なので放課後バイトを入れていない日に向かいのホーム、路地裏の窓探してみましたがそんなとこに居るはずもなく、どうしようか途方に暮れている時に友人が

「最近すぐ帰るけどどうしたんだ?」

「いや〜悪いな。このサングラス外すために色々と…な?」

「あーね。それってもしかして魔女の呪いとかだったりする?」

「なんで知ってんの?」

「いやーほら俺もかけられてるからさ。呪い。」

「え?」

「ピアス取れねーのよ」

「知らなかった。単純にオシャレなのかと思ってた。ところでお前も魔女を探してるのか?」

「まぁな。もうだいたい目星はついてる。ここから二駅のとこの公園にいるって噂だ。」

「あいつホームレスなのかよ。まぁ行ってみようぜ」

「おん」

こうして俺らは電車で二駅の旅に出た

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サングラスが外れない @jirodesuyan

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