ブラック・オペレーション

時は1977年、太陽から放たれた「βパルス」は地球を直撃し世界各国の核燃料が一斉に核爆発する「終末の冷戦事件」が起きた。
事件から3年が経った1980年、CIAのエイジェントである『桧原 嶺』はKGBのエイジェント『ヴィクター・クレニコフ』とMI6のエイジェント『エリザベス・クウェイン』と共にノルウェー北部で合同任務を行なっていた。
米ソ英がマークしていた大物の武器密売人を見事に抹殺したが、その部下からの攻撃で嶺達は散り散りに逃走する事となった。
フィンランドに逃走した嶺はそこで非現実な恋愛を望む人妻の『エレナ・トゥスカーナ』と偶然、逃走劇に巻き込まれたFBI捜査官の『ジョン・R・フィリップス』と出会う。
しかし､二人の出会いは嶺の物語の始まりに過ぎなかった。