古き善き十手持ち

江戸時代に十手を預かっていた親分さんは、
そのほとんどが【ゴクドーモン】でした。

初代将軍が考えたと言われる町の治安を守る
方法は、『毒を持って毒を制す』でした。

中には時代劇にある様に、悪い事を考える親分
さんもいたでしょうが、義理と人情に溢れた十
手持ちの親分さんも多くいたと思います。

この物語を読んでいると、私には主人公のリュ
ーくんの行動に、そんな親分さんが重なって見
えてきます。

領民(組員)の事を考え、地域(領地)の安心を考え
行動する主人公のリューくんに魅了されます。

上がり(銭もうけ)もちゃんと考えてますし。

読みやすい文章で軽快に綴られた、読む価値有
りの良作です!! 

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