才能の無いパンツァーだった私

特にこれを読んでほしい人は「創作は型にはめ込むと個性が無くなる」と思っている人で、なおかつ今一つ人気が出ない人。

なぜならそういう人は「才能の無いパンツァー」の可能性が高いからだ。
身の内を明かすと俺だってその「才能の無いパンツァー」だ。

「パンツァーってなんだ?」という答えは本文の「はじめに」の部分に書いてあるので詳しくはそこを参照いただければなとは思う。
(蛇足だがガールズ&パンツァーとは何の関係も無い)


実を言うとフィルムアート社の本は「SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く」と「工学的ストーリー創作入門」の2冊を同社の物と知らずに買っていたんですが「型にはめ込むと個性が無くなる。ハリウッド映画みたいにみんな「最後はなんとなく悪人っぽい人が出てきて死んだ」みたいな話ばかりになってしまう」と思って1回読んだきりで内容はすっかり忘れていました。

わざと遠回りをしていたというか、プライドや意地が邪魔になってしなくてもいい苦労をしていたというか、もったいない生き方をしていたなとは思います。

このレビューを読んでいる皆様は同じ轍は踏まなくてもいいです。時間の無駄ですので。

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