独創性に優れた世界観があなたを虜にする。

【初めての印象】
初めて見た時、サクッと読めますよというキャッチコピーから、軽いお話なのかな?と思っていました。全面的に”サクッ”と感の出ているアピールの仕方だったので、軽い気持ちで小説URLを踏んでみたわけです。今まで、ここまで印象の変わる小説に出逢ったことはなかった気がします。正直初めてでした。もう少し、作品自体のアピールもしないともったいないな、と言うのが第一印象です。

【あらすじ、そして本文へ】
まず驚いたのは、あらすじです。とてつもなく面白そうではないですか。
これは期待!となった作品でもあります。

思わず信じてしまいそうなほど、説得力のある表現力を持つ作品。
オリジナリティと説得力の融合=実在しているのでは?

小説とは、フィクションです。だからこそ、リアリティが必要。あたかも存在していると読者に思わせる説得力が重要である。この作品を読んだとき、ああ凄いなと率直に感じた。恐らく、一から世界観や設定を組んでいる作品であると思われる。もし、こういう病気があったならば、どうなるのだろうか?想像力が豊かでないとオリジナリティは出せない。しかも、人が想像できないものだからこそ、オリジナリティをあると言うことになる、なので、小説として成り立たせるには、それだけの説得力が必要となってくるわけだ。

プロローグとなる部分は、とても不思議な感じがする。それゆえに、現実ではないのだろうという予想はつくが、細かな描写で鮮やかに描いているので、もしかしたらそういう人がいる世界(人間ではないような人間がいる世界)なのではないかと錯覚さえ起こす。

現実と夢のバランスも面白い作品。あなたもきっとこの世界観の虜になることでしょう。
是非、お手に取られて見てくださいね。お奨めです。

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