人はひとりでは生きていけない

あっという間に読める、でも心にどっしり残る作品です


「二度と関わらないで下さい」は助けてのサインです
読んでいてとても辛くなりましたが、周りに理解者がいるのが救いです
最後に失せモノが見つかるのは光明と思っていいでしょうか

主人公の唯と母親が肩を寄せ合いながら暮らしている様は美しくも悲しいです
「自己責任」の名のもとに弱いものに冷たい視線を送る現代社会において、彼らを受容できる場を作っていければと強く思います

とてもリアルで面白く、興味深い内容でした
ありがとうございます

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