文学フリーマーケットで文芸同人『鉄腕ゲッツ』を販売しているスナメリです。 アンデルセンのメルヘン文庫28集で『さいごのダンス』を書かせていただきました。 昆虫…
レビューに書くような事は何もありません。読者自身の目で、それを確かめて欲しい。ずっと笑っていたお姉ちゃんは本当に美しかった。
読みやすい文章で書かれた幻想的なSFチックなミステリ。登場人物の中では端役の親戚の男の子が好き。中盤から後半はもう少し文量があってもいいかもしれません。
なんとなくJGバラードを思わせる、死の香り漂う世界なんだが、妙に飄々とした姉妹の脱力会話が楽しい。午後のまったりタイムに、香りの高い紅茶でも味わいながら読むと吉。
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