少しの諦観と圧倒的情熱! 大人の為のファンタジー

「Winning!」を読んで世界観を気に入って!こちらの作品を読みました。
ベクターフィールドさんの性格が一貫してながらも、悪魔時代とは違った(設定上必要な)欠陥と成長が見られる所が凄くて唸りました。
冥府や悪魔や非正規の死神等の独自設定が今作では悪用されていて世界観の広さに恍惚としました。

社会に揉まれた人々のどうしようもない諦観や人間のダーティーな部分が程よい重さで書かれながらも、バトルシーン等の要所要所が読んでて童心にかえる程に熱くて格好が良くて魅せられました。


この世界の話がどうやら他にあるようだ、この世界の話が続くようだということが非常に喜ばしいです。今後も楽しませていただきます。

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