幽霊のセンパイと織り成す、ハートフルな学園ストーリー
- ★★★ Excellent!!!
友達ができずに悩んでいた、中学一年生の女の子、旭。そんな彼女の前に現れたのは、記憶喪失の幽霊、美幽センパイでした。
幽霊といっても決して怖いものではなく、旭のそばに寄り添い、時に助言をし、仲良くする姿はまさに友人そのもの。
さらにこの美幽センパイが、可愛い女の子が好きな上に、茶目っ気たっぷりな性格で、見ていてとても微笑ましい。そんな彼女に振り回されながらも、なんだかんだで楽しそうな旭もとってもステキと、相乗効果でお互いの魅力を最大限に引き出しています。
例え幽霊という要素を除き、女の子同士の友情ものという一面だけで見たとしても、十分に面白いです。
もちろん幽霊であることにだって非常に重要。本人も知らない美センパイの秘密が、物語に更なる深みを与えます。果たしてセンパイは幽霊どうして幽霊になったのか。それが明らかになった時、胸の奥に温かいものが広がりました。