めくるめく物語の中に、君への想いが。

 公園のベンチに座って、君を待つ。携帯電話には君とのやり取りの余韻が残っている。不意にできてしまった待ち時間、文庫本を開く。
 そこにはめくるめく物語と、君への想いが詰まっている。そして溢れる君への想いが通じるように、そっと向かい合う二人。
 秋の季節に、降り注ぐ紅葉。

 それはたった五分前。

 是非、ご一読ください。