エピローグ~風の行方~
彼女は街を後にする車の中で、これから自分がどうあるべきなのか、考えていた。
私が今回、人生の中で忘れることの出来ない程の大切な経験をした。
目に見えるものだけが全てではない、固定観念にとらわれずに、広い視野を持って生きて行こうと決意を固めていた。
今、私は希望に満ち溢れている。
彼女は街を出る間際、車のウィンドウを開けた。
お父さんもお母さんも寒いと言ったが、どうしても開けたい気分になった。
ウィンドウを開けると、そこから入ってくる風がどこか気持ち良かった。
暖かい風だった。
暖かい風は彼女に優しくキスするように頬を撫でていた...。
僕は君の笑顔がまた見たい、いつもそばにいるよ 拉麺美味 @me-tomo
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