あとがきと裏話

〇あとがき


思ったより長くなってしまいましたが、無事書き上げることができました

放送で「手紙はいいぞー」と言ったことが原因で書き始めた小説ですが

まあまあ、いい感じの完成度ではないかと思います(誤字とかはまだ未訂正)

童話「手袋を買いに」の流れは前々から入れてみたかった流れです

ちなみに、書いて気が付いたのですが「あしながおじさん」にも似てる気がしますね

手紙も登場しますし、最後の展開も似てる気がします

手紙って古今それだけの魅力があるものだということだと思います


話としては終わりましたが、まだ書きたいことは大量にあります

二人の今後、啓子と優成のその後、それに絡んでくるたくさんのサブキャラ

小説書いて何が楽しいって、こんな風にいくらでも自分の世界を作れることです

要望があれば今後も書いていこうかと思います


タイトルの1万通ですが、死ぬまで交換すれば1万通ぐらいにはなるんじゃないかという計算です。交換の頻度減ったりした期間もあるので計算よりは減ってると思います


365(日)÷2(だいたい毎日交換するので)×60(年)=10950(通)


〇裏話と没ネタ


●名前の由来


〇白井信行

 =信書。白い手紙。言葉は不要ですか

〇赤城結子

 =結びの言葉。赤い縁結びという意味も込めて

〇優成

 =日本郵政。優性と掛けた名前。イメージ的に超絶イケメン

〇啓子

 =敬具。謹んで申し上げますの意。優成への手紙の文章は結構悩みました

〇赤城漣

 =連名。姉妹なので。結子と違い社交的かつ茶目っ気がある女性

〇甲斐先輩

 =楷書(かいしょ)。筆で書かれた楷書の手紙が来たらビビること間違いなし


〇没ネタ&裏ネタ


1.初期の設定で結子は啓子に手助けを頼んだ

 最初期は漣ではなく啓子が手紙の代筆や靴箱に手紙を入れる予定でした。ただ、そうなるとつじつまが合わなくなるのと話がグダグダするので断念。結果的に啓子は優成への手紙を出すキャラになりました


2.手紙はもうちょっと続く予定だった

 ぶっちゃけると、書く内容に困りまして。その結果、交換回数が現在の回数となりました。でも、続いたら赤城姉妹は寝不足だったかも


3.優成への手紙は完全にノリ

 ストーリーに関わらないギャグパートの予定でしたが結子の気持ちを動かすワンシーンになってしまいました。書いてる自分が一番びっくりです


4.漣さんの登場の後、すぐに告白する予定だった

 漣さんに手紙のことを伝えられた後、直接赤城家へ行く予定でしたが時間を考えると変かなーて思ったので次の日に変更しました。結果的に凄い待たされるシーンが書けて満足です。


5.結子の自作自演は最初から最後まで結子が書く案もあった

 誰にも代筆を頼まずに、最後まで自作自演を貫き通すという案も一応ありましたが止めました。面白くないし話のネタがすぐにバレる。最初の自作自演の手紙がバレそうでバレないシーンはその時点の設定の名残ですね


6.クール結子

 書き始めた当初、何を言われても動じないヒロインか何を言われても反応してしまうヒロインの2択がありました。何を言われても動じない結子か~それもありかもと思いましたが、僅差で現在の結子に落ち着きました


と言う感じで、かなり色々考えて書かれてます。以上おまけでした

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